目の前に田んぼ、隣は生産緑地という田園風景の中にありながらも、甲州街道や中央自動車道も近くを走るという立地に建つこの家は荒木毅さんのCH(コートハウス)シリーズの13番目。構造材の智頭杉を現しにした、のびやかな空間にちりばめられた、独自の発想の数々に驚きの連続でした。



緑の海に浮く黒い家


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外観
上/正面の横長の窓は子供室と寝室の窓。屋根はガルバリウム鋼板。中/畑からの眺め。木のフェンスの奥が中庭。下/駐車場を兼ねたコンクリートのアプローチ。


この家の外観は、四角と三角が組み合わさったシンプルな形をしています。2階建ての北棟に対して、平屋の南棟は北側に傾いた急勾配の片流れ。中庭側の軒を低く抑えているので、冬場でも北棟の1階に外の暖かい光が差し込みます。外壁は濃灰色に塗装されたセメント系サイディングです。

◆建築家プロフィールと建築データ