定額法と定率法
【ていがくほうとていりつほう】減価償却資産の償却費計算方法には定額法と定率法とがあるが、不動産(建物)では定額法によって計算をすることが原則。
定額法では〔取得価額×90%×償却率〕によって計算し、減価償却費が毎年同額になる。一方、定率法では〔前年の未償却残高×償却率〕によって計算するため、当初の減価償却費が大きく、年を経るほど小さくなる。
「定額法と定率法」についての用語解説です。不動産を売却したときや、投資の際の税金を理解するためには、定額法と定率法についての知識も欠かせません。(2013年改訂版、初出:2006年8月)