日本ではお目にかけない味をお土産に
■商品名ザウアークラウト
■おすすめポイント
ザウアークラウトは、代表的なドイツ料理で、キャベツを乳酸発酵させた漬物です。漬物の好きな日本人であっても、キャベツの漬物と聞くと結構、違和感を感じるかもしれません。でもドイツのレストランでメインディッシュをオーダーすると、その皿の傍らには必ずと言っていい程、ザウアークラウトがのっています。
昔からドイツと接するフランスやイタリアなどは暖かくて食材に恵まれていましたが、これらの国々とは異なりドイツは、風土的に食材が不足しがちだったのです。そのため数多くの保存食が発達しました。
ドイツ料理として誰もが最初に思い浮かべるソーセージ、ヴルストは、肉類を羊の腸などに詰めた保存食です。ソーセージはメインディッシュとなりますが、肉ばかりを食べ続けるわけにもいかないし、栄養のバランスの面からもビタミンを含んだ野菜が必要になります。
キャベツを空気中の乳酸菌などによって醗酵させて作ります。ザウアークラウトには独特の酸っぱさがあるため、日本人には敬遠する人も多いようです。キャベツと言うと、トンカツ屋で山のように盛られるキャベツの千切りを思い出してしまう民族には仕方ないことかもしれません。
でもたまには、日本ではお目にかけない味を贈ってみることに希少価値があるでしょう。ザウアークラウトをそのまま食べるのはきつくても、サンドイッチやハンバーガーなどに添えると、今まで体験しなかった味覚を体験することができるでしょう。