マンガ・コミック/口コミでおすすめの90年代の少年マンガ

霊界から生き返った幽助の壮絶バトル 『幽遊白書』

超不良「浦飯幽助」が、ある出来事をきっかけに「霊力」を持つ霊界探偵になる……。人間界・魔界・霊界の3つの世界を舞台にし、ストーリーはこの3つの世界を巻き込んだ壮絶バトルへと展開していきます。妖怪よりもたち悪な人間がいたりと、人間の醜い部分が表現されていたりするのも特徴です。

投稿記事

人間界・魔界・霊界の3つの世界を巻き込んで妖怪退治!

■作品名
幽遊白書

■作者

冨樫義博

■巻数
全19巻

■おすすめの理由
1990~1994に少年ジャンプで連載されたマンガです。男女ともに人気のマンガでした。

■あらすじ
人間界・魔界・霊界の3つの世界を舞台にし、ストーリーはこの3つの世界を巻き込んだ壮絶バトルへと展開していきます。ストーリーの途中で妖怪よりもたち悪な人間がいたりと、人間の醜い部分が表現されていたりするのも特徴です。

主人公の超不良「浦飯幽助」が、人間の寿命を管理している霊界でも全く把握していなかった
「人を助ける(車にひかれそうになった子供を助け、自分の命を犠牲にする)」という
予想外な出来事をきっかけに、霊界とつながり、後に「霊力」を持つ霊界探偵へとなって生き返ることになります。

最初は人間界にやってきた悪事を働く妖怪を退治するというまさに「霊界探偵」としての仕事を行っていますが、次第に妖怪のレベルが上がっていき、後に共に闘うとこになる「飛影」もこの頃は妖怪退治の相手でした。

次第に幽助の人間臭さに魅かれていく

最初は「超不良」という印象でしたが、ストーリーが進むにつれ、自分を犠牲にして人・妖怪も助けるという人間臭さに妖怪も含めわたし自身もこのストーリー展開に魅かれていきます。
(自称)幽助の永遠のライバル桑原なども見た目は不良そのものだが、心は自分を犠牲にしても大切なものを守り、そして幽助を信頼しているというのがとてもよく伝わってきます。

その他おすすめ編

幽遊白書は大きく分けて、以下のストーリー編に分けられます。
  • 霊界探偵編
  • 暗黒武術会編(戸愚呂兄弟編)
  • 魔界の扉編(仙水編)
  • 魔界統一トーナメント編(魔界編)
  • それぞれの未来
 
わたしが特に好きなのは、「暗黒武術会編」。
ここでは人間の黒い欲望そのものが描かれており、妖怪たちを利用して金もうけをし、
用心棒として妖怪を雇っているような人間たちが賭けごとのために開いた武術会に、
幽助や桑原、そして妖怪である飛影、蔵馬を招待してバトルをするという話です。
ここでストーリーでは「友情」や救いたいという「想い」というものが直で伝わってきて、
感動すら覚えます。

コミックはもちろん、DVDアニメもおすすめのマンガです。

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