決して話してはいけないラストシーンとは……
■作品名シックス・センス(原題:The Sixth Sense)
■監督
M・ナイト・シャマラン
■主演
ブルース・ウィリス、ハーレー・ジョエル・オズメント
■DVD/Blu-ray発売元
ポニーキャニオン
■おすすめの理由
1999年公開。
「この映画にはある秘密があります。まだ映画を見ていない人には、決して話さないで下さい」
映画が公開される前に、このような宣伝を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか? 見た人だけにわかるのですが、こちらの言葉には深い意味があります。
■あらすじ
ブルース・ウィリス演じるマルコム・クロウは児童心理学者。ある日、自宅に押し入ってきた男に撃たれ、その男は自殺してしまいます。その男は10年ほど前、彼が診たことがある少年で、「救ってもらえなかった」ことを恨んできたものでした。この事件後、マルコムと妻の関係は距離が開くばかりとなります。
翌年の秋、「幽霊が見える」少年コールと出会い、コールと共に「幽霊の見える意味」などを探りながら時間を共に過ごしていきます。
この映画の見所は、天才子役として一躍脚光を浴びたオズメントの演技です。ベテラン俳優のブルース・ウィリスに引けを取らず、演技の合間に出てくる幽霊などのシーンのドキドキ感もあるので、どんどん話に引き込まれます(当時映画館に観に行きましたが、ホラーが苦手な私は、たまに椅子からガタっと席を立ってしまっていたほどです)。余談ですが、霊が見えるという友人いわくは、かなり「現実的」な映画らしく、実際監督には霊感があるんじゃと勘繰るほどでした。そういう点からも、面白い映画と言えそうです。
ブルース・ウィリスは『ダイ・ハード』シリーズのイメージが多いですが、子役と共演する映画が多いので、その辺の雰囲気もよかったことが、映画の成功になったのではと思います。
見ていない方はまず観て冒頭で説明した言葉の意味をご理解ください。ホラーが苦手な人にでも見やすい映画です。