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カルト的人気を誇るSF映画 「マーズ・アタック!」

昔懐かしいB級映画のエッセンスがたっぷりつまった作品で、50~60年代のSF映画へのオマージュもあり楽しい作品です。ブラックな笑いも満載で、多数出ている有名俳優も次々殺されます。悪趣味と眉をひそめるシーンもあるかも知れませんが、ティムバートン監督なら納得です。

投稿記事

ブラックな笑いやオマージュも満載のSFコメディ

■作品名
マーズ・アタック!

■監督
ティム・バートン

■出演
ジャック・ニコルソン、グレン・クローズ、マイケルJフォックス、ピアース・ブロスナン

■DVD/Blu-ray発売元
ワーナー・ホーム・ビデオ

■おすすめの理由
昔懐かしいB級映画のエッセンスがたっぷりつまった作品。
50~60年代のSF映画へのオマージュもあり楽しい作品です。

映画の中で部屋のテレビに映っている映像が
作品へのオマージュというのはよく使われる手段ですが
ここではゴジラが、それもかなり初期の凶暴な顔つきのゴジラが
ブラウン管の中で吠えていて、思わず心の中で喝采しました!

火星人のキャラクターも問答無用に凶暴で、ゴジラも顔負けです!
右手で握手をしながら左手で銃を撃つ奴らです!

「逃げないで、私たちは友達」とスピーカーで流しながら殺しまくるなどのブラックな笑いも満載、
多数出ている有名俳優も次々殺されます。

悪趣味と眉をひそめるシーンも人によってはあるかも知れませんが、
ティムバートンのファンなら納得ずくです!

映画では友好関係を結ぶために飛来したと信じ込み
襲撃に遭って右往左往する無能なリーダー達の姿が滑稽に描かれますが、
異星人と友好関係を結ぼうなどと言う考えは
人間のロマンチックなひとりよがりかも知れませんね!?
いくら人間より文明が進んでいるからと言って考えまで平和的とは云えませんから。

この記事を書いていて何年か前に物理学者のスティーブンホーキンス博士が
言った言葉を思い出しました。
彼は「人類は宇宙人と接触するべきではない、それは決して人類に良い結果をもたらさない。」
と言ったそうです。
ホーキンス博士はコロンブスのアメリカ大陸上陸と
その時に行った先住民族の征服を引き合いに出したそうですが、
立場が変われば人間だって分かりませんよね。

ティムバートンが映画製作時にそこまで考えていたとすれば
ただのSFコメディだと侮れませんよ!

ただの深読みでしょうか?

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