不妊症/全国の不妊治療の病院・クリニック・治療院

ファティリティクリニック東京訪問記(東京都渋谷区)(2ページ目)

先日、東京恵比寿にリニューアルオープンされたファティリティクリニック東京の内覧会に参加してまいりました。看護師長の田中氏とは以前、Fine祭りでご一緒させて頂いたご縁で、今回も親切にお誘い頂きました。

執筆者:池上 文尋


小田原院長先生インタビュー

視察が終わり、スタッフルームでお茶をご馳走になりながら来客でお忙しい院長先生にいくつかの質問をしてみました。
ファティリティ

院長の小田原 靖先生。


●今回の移転の主たる目的を教えてください?

まずは患者さんに最高の医療を提供したいという気持ちが大きいです。不妊治療はご存知の通り、日進月歩の世界です。機器や技術もどんどん進化していきます。それに応じて設備やインフラも変えていかないといけないということです。

また、今回、明治通りの路面に面した素晴らしい物件に出会えたことも我々にとって、魅力的でした。患者さんのアクセスも良くなり、スタッフも通いやすくなりますから。
ファティリティ

カウンセリングルームです。


●待合スペースの少ないクリニック設計は初めて見るのですが、先生の発想で最初からあったのでしょうか?

このラウンドする形は他のクリニックでも使われています。神戸の英クリニックは今回作るにあたり、大変参考にさせて頂きました。

患者さんに出来るだけ待たずに滞在している時間を無駄なく検査や診察に使って頂きたいという気持ちからこのような形になりました。
ファティリティ

精子、卵子をスムーズに安全に通すための通路です。


お陰さまで毎日100名を超える患者さんにお越し頂くので、いかに効率よくクリニックを活用頂くのか、今後も日々考えていくテーマになるのかなと思っています。

●地震対策が各所に施されていて驚いたのですが。

はい、東北の大震災を見ても分かる通り、万が一ということもあります。特に東京、東海沖地震も可能性が徐々に高まってきているというニュースもあります。何が起きても万全の状態で対応できることが大事だと思っております。
ファティリティ

広い培養室の様子。


患者さんはもちろんのこと、当院で働くスタッフが安全に安心して働いてもらうことが大事ですから。

色々と質問したいこともあったのですが、小田原院長と話をしたい先生方が多く来られていたこともあり、今回はポイントのみの質問となりました。

また、田中看護師長より、新しく赴任されたもう一人の看護師長である菅野伸俊氏もご紹介頂きました。不妊看護の世界では有名な方です。田中看護師長とのタッグで不妊看護の充実を図られていることが一目瞭然です。

まとめ

今回、小田原先生に初めて取材をさせて頂き、そのコンセプトや考えに触れることが出来ました。
ファティリティ

採精室の椅子です。


「患者さんに良い医療を提供するにはどうすればいいんだろう?」「スタッフが最高のパフォーマンスを出してくれるのにはどうすればいいんだろう?」というのを常に自問自答されている印象を受けました。

そして、出来る事は速やかに現実化させていく。そういう姿勢が多くの患者さんを惹きつけ、また、多くの優秀なスタッフに恵まれている理由なんだろうなと感じました。
ファティリティ

今回案内をしてくれた田中看護師長です。


患者さんの喜びのために進化をし続けているその姿勢にはとても感銘を受けました。

また、田中看護師長にはお誘い頂いた上に、最初から事細かにご説明を頂き、ありがとうございました。お忙しい中でのご対応、心より感謝致します。

小田原院長を始めとし、内覧会でお世話になりましたスタッフの皆さま、この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。

関連サイト
ファティリティクリニック東京

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