注意事項の確認は繰り返しすることが大切
親が迎えに行く
お友達の家に遊びに行っていても、何かのことで、暗くなってしまった場合は、親がお友達の家まで迎えに行くようにしましょう。また、塾や習い事など、終わる時間が決まっていて、早く帰ることができない場合も親が迎えに行くようにしましょう。電車やバスを利用する場合は、乗り物に乗る前に自宅へ電話かメールをするように約束をして、駅やバス停まで迎えに行きましょう。同じ塾に通う近所の友達の親と交代で迎えに行くのもいいでしょう。
しかしながら、仕事などで、親が迎えに行くことができないご家庭もあるかと思います。子どもが帰宅する際、危険を回避するためには、どのようにすればいいのでしょう。危険というのは、犯罪に巻き込まれるだけでなく、交通事故の危険もあります。その両面で考えましょう。子どもの守るべき12のお約束とは……。
日頃から心がけることは
■1. 親子で子どもが帰宅する道を確認しておく
・昼間は賑やかな道でも、夜は同じ道だとは思えないほど暗く人通りも少なくなる場合もあるので、夜の道の状態も確認しておきましょう。
・「こども110番の家」やコンビニなど、いざというとき、逃げ込める場所を確認しておきましょう。
■2. 繰り返し、親子で注意事項を確認する
親が、一方的に注意事項を言い聞かせるのではなく、「こんな時、どうする?」と、問いかけ、子ども自身にも考えさせ、注意事項を身につけさせましょう。
■3. 日頃から近所の方に挨拶をする
日頃から近所の方に挨拶をし、近所の大人たちに覚えてもらうようにしましょう。子どもへの関心を持ってもらうと、防犯の意識も高まります。また、親としてもわが子だけでなく、近所の子どもにも関心をもち、地域ぐるみの防犯を心がけましょう。