映画/口コミでおすすめのファミリー映画(邦画)

胸が痛くなるほど一途な犬の恋「マリリンに逢いたい」

沖縄県の阿嘉島にいた犬のシロが、対岸の座間味島にいる恋人の犬マリリンに会うために海を泳いで渡ったという実話をもとに作られています。美しい海を懸命に泳いでいくシロの姿は、健気で一生懸命で胸が痛くなるほど一途。動物の愛情の深さや一途さを知る意味でも、家族で観るのがおすすめです。

投稿記事

実話を基に作られたシロの切ない物語

■作品名
マリリンに逢いたい(1988)

■監督

すずきじゅんいち

■主演 
安田成美、加藤昌也

■DVD販売元
松竹ホームビデオ

■おすすめの理由
ミステリーや推理小説の多い小説家であり、脚本家でもあった野沢尚の原作を映画化した「マリリンに逢いたい」は、沖縄県の阿嘉島にいた犬のシロが、対岸の座間味島にいる恋人の犬マリリンに会うために海を泳いで渡ったという実話をもとに作られています。

■あらすじ
故郷の沖縄で民宿を開くために、東京で拾った犬のシロとともに帰省した中里大輔(加藤昌也)。

シロは座間味島の民宿にいるマリリンが好きになった様子。

そして大輔も東京から遊びに来ていたOLの久保田皆美(安田成美)に出会う。

大輔は、座間味島から3キロ離れた阿嘉島で、民宿を開くために建設を始める。

そしてシロはマリリンに会うために3キロの距離を泳いで、座間味島に通い始める……。


座間味島や阿嘉島の、透明度の高い美しい海の映像はとてもきれいです。

そして一目惚れしてしまった恋人犬のマリリンに会うために、その美しい海を懸命に泳いでいくシロの姿は、健気で一生懸命で胸が痛くなるほど一途です。

マリリンは死んでしまい、ケガをしながらも会うために泳ぐシロ。

マリリンのお墓の前で遠吠えを繰り返すシロの姿は、本人が演じているだけに涙がでます。

今では座間味島にはマリリン、阿嘉島にはシロの銅像がありお互いに島のほうを、観ている銅像があります。

切ない場面もありますが、犬という動物の愛情の深さや一途さを知る意味でも、ご家族で観るのがおすすめです。


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