ストーリーの完成度が高い、大人も楽しめるアニメ映画
■作品名ドラえもん のび太の恐竜
■監督
福冨博
■主演(声の出演)
大山のぶ代、小原乃梨子
■DVD販売元
ポニーキャニオン
■おすすめの理由
『ドラえもん のび太の恐竜』は、映画ドラえもんシリーズの記念すべき第1作。1980年3月に公開されました。声優一新後の劇場版新ドラえもんとしても、この作品が第一作目としてリメイクされ、『ドラえもん のび太の恐竜2006』という名前で公開されています。
原作は、もともとは通常のエピソードの1つだったものを大幅に加筆・修正して「大長編ドラえもんシリーズ」の第一作となった作品。のび太とフタバスズキリュウのピー助の、時代と種を超えた友情を描いたものです。
ドラえもん初の劇場公開作品ですが、ひみつ道具はふんだんに使われ、また、映画になるとジャイアンがかっこよくなる現象が見られるなど、映画ドラえもんシリーズの原型がここで既に確立されていることが分かります。
ストーリーの完成度が高かったからか、子供向けのアニメとしては異例のヒット作品となりました。当時も、子供だけでなく、大人も楽しめる映画だったのだと思われます。今では、子供の頃に見て感動したことを思い出す親御さんが多いのではないでしょうか。
家族で見て、ほのぼのできる映画としておすすめです。