幽霊や殺人鬼が登場しないのに、じわじわと恐怖に襲われる

■作品名
この子の七つのお祝いに (1982年)

■監督

増村保造

■主演
岩下志麻、岸田今日子、根津甚八、杉浦直樹

■DVD販売元
SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D)

この作品、監督は犬神家の一族や野生の証明、人間の証明を撮った増村保造。
原作は第一回横溝正史賞を受賞した斎藤澪の同名小説が原作ということもあり、ストーリーはしっかりしているし、役者も岩下志麻や岸田今日子など一流揃いで見応えのある映画です。
幽霊やお化け的なものは全く登場しませんのでジャンル的にはサスペンスになるのかもしれませんが、この映画の恐ろしさはその辺のホラー映画以上だと思うので怖い映画の代表としてこちらの投稿します。

母から「あなたのお父さんは悪い人、憎みなさい、そして大きくなったら仕返しをしなさい」と言い聞かせられて育った少女麻矢。彼女の七歳の誕生日に母が自殺する。その35年後に起きる殺人事件と少女麻矢がつながっていく……というストーリー。

こちらの映画で、何が怖いって岸田今日子さん演じるお母さんの登場シーン。何か憑依しているような怪演は、映画史上に残る名演技だと思います。
そして飛び散る血の演出。
韻音階のわらべうた「とおりゃんせ」。

家族で見に行った松竹映画の同時上映で、子どもながらにリアルタイムでこの映画を映画館で見てしまい、今でもとおりゃんせの歌を聴くとこの映画を思い出して怖くなります。
巷では、劇中に登場する岩下志麻さんのセーラー服姿ばかりが有名ですが、幽霊や殺人鬼が登場しないにも関わらず、じわじわと人を怖がらせ、何十年経った今でも私の中のトラウマになっているこの映画の怖さは本物。
怖い映画見たいな……というかたはぜひご覧ください。

長年お蔵入りしていましたが、アラフォー世代のトラウマ映画「あの頃映画」シリーズの1本としてDVD化されております。






【編集部からのお知らせ】
All Aboutで家計に関するアンケートを実施中です!(抽選でAmazonギフト券1000円分を3名様にプレゼント)
アンケートはコチラのリンクから回答をお願いいたします(回答期限は2020年9月29日まで)

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。