悪趣味&カルトムービーの監督が初めて手掛けたメジャー作品

■作品名
ヘアスプレー (1988年)

■監督
ジョン・ウォーターズ

■主演
リッキー・レイク

■DVD販売元

紀伊國屋書店

ブロードウェイで長年ロングランを記録し、2007年にはブロードウェイミュージカルを映画化された「ヘアスプレー」。
2007年度版ではジョン・トラボルタが特殊メイク&女装で話題になりましたが、そのヘアスプレー、実は1988年につくられたオリジナル版があるのです。
監督は、悪趣味&カルトムービーの監督として名高いジョン・ウォーターズ。ずっと下品で悪趣味と評される映画を撮り続けていた彼が初めて手掛けたメジャー作品です。
ジョン・ウォーターズ自身の故郷ボルチモアを舞台に彼自身が大好きだったというダンス番組をモチーフにしたストーリー。

ダンスが大好きな太目の女の子(ジョン・ウォーターズは「太目じゃダメだ、デブを探せ!」と言ったそうですが……)トレーシーが、ダンス番組主催のパーティで踊ったことから一躍注目され……。
楽しいダンスシーン満載、レトロな60年代ファッションとヘアスプレーで固めたヘアスタイルが可愛い映画なのですが、ここはカルトムービー出身のジョン・ウォーターズ作品なので随所に彼らしい批判精神とちょっと奇抜な演出が散りばめられた一風変わった作風となっています。

最新版ではジョン・トラボルタが演じたトレーシーの母親役は、巨漢の元祖女装パフォーマー、ディヴァインが演じています。(マツコデラックスみたい!)

私は、ちょっと毒気のある1988年のジョン・ウォーターズ版のほうが好き。
2007年度版と見比べてみるのも面白いかもしれません。




※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。