映画/口コミでおすすめの青春映画(洋画)

天才青年の挫折と成長を描く「トップガン」

一匹狼を気取っていた天才青年が、友人の死により脆く崩れながらも、そこから成長していく姿や上官との絆、恋愛など色々と盛り込まれている映画です。もう一つの主役と呼ばれたF-14機は、CGなどを使わず撮影したということで、アメリカ海軍の協力ぶりがわかります。

投稿記事

アメリカ海軍が全面的に協力した、トム・クルーズの出世作

■作品名
トップガン (1986)

■監督

トニースコット

■主演
トム・クルーズ、ケリー・マクギリス

■DVD/Blu-ray発売元
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

■おすすめの理由
1989年度の全米興行成績1位を記録した、トム・クルーズ主演の青春映画「トップ・ガン」。

この作品の大ヒットでトム・クルーズはトップスターの座に輝きました。

「トップガン(TOP GUN)とは、アメリカ海軍戦闘機兵器学校のことで、空中戦技を行うエリートを指導するために作られた養成学校です。

撮影にはアメリカ海軍が全面的に協力をしたそうです。

あらすじ
カリフォルニアのミラマー海軍航空隊基地。

一匹狼的な性格のパイロットのマーヴェリック(トム・クルーズ)と、陽気なレーダー策敵員のグースは、性格はまったく違うがお互いに天才的な技術を持つ。

二人はミラマー基地の中のエリート養成学校(トップガン)に送られることになる。

そこで行われた歓迎パーティーの席で、マーヴェリックは、自分の教官とは知らずシャーロットという女性に一目惚れしてしまう。

日を追うごとに厳しさを増す訓練や座学をこなし、ライバルの学生と成績を争うある日、編隊飛行の訓練中のマーヴェリックの機は事故を起こし、相棒のグースを失ってしまう。

事故の責任は問われなかったもののマーヴェリックは、自責の念にとらわれ、攻撃性を失い、ただの弱気のパイロットへとなってしまう……。


もう一つの主役と呼ばれたF-14機は、CGなどを使わず現用戦闘機を飛ばして撮影したということで、アメリカ海軍の協力ぶりがわかります。

でも戦闘機や基地などの映像よりも、マーヴェリックなどの登場人物のキャラクターの弱さのようなものが非常によく描かれていたなと感じました。

一匹狼を気取っていた天才青年が、友人の死により脆く崩れながらも、そこから成長していく姿や上官との絆、恋愛など色々と盛り込まれているので、戦闘機ものが嫌いな女性でも観ることができる映画だと思います。

映像にこだわる監督が、何度も何度も繰り返し作り直しをするので、トニー・スコットはクビになりかけたという逸話もあるほどの、苦労を重ねて出来上がった作品です。

 


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