名場面の多いリチャード・ギア主演の青春映画
■作品名愛と青春の旅立ち (1982)
■監督
テイラー・ハックフォード
■主演
リチャード・ギア、ルイス・ゴゼット・ジュニア
■DVD/Blu-ray発売元
パラマウント ホームエンタテインメント ジャパン
■おすすめの理由
1982年に公開された「愛と青春の旅だち」は、ルイス・ゴゼット・ジュニアがアカデミー助演男優賞を受賞。
主題歌の「愛と青春の旅だち」もアカデミー歌曲賞を受賞しました。
海軍士官養成学校での青年達の友情や恋愛を描いた映画です。
■あらすじ
ザック・メリオ(リチャード・ギア)は、子供のころから夢だったパイロットになるために、海軍航空士官養成学校に入学することを決意。
そして彼を始め34人の士官候補生を待っていたのは、鬼のしごきでしられる軍曹フォーリー(ルイス・ゴゼット・ジュニア)だった。
13周に渡る訓練は厳しいながらも、ザックは市民との懇親パーティーに出席を許され、そこでポーラ(デボラ・ウィンガー)と出会う……。
主人公のリチャード・ギアもかっこいいのですが、アカデミー助演男優賞を獲得した、ルイス・ゴゼット・ジュニアの鬼軍曹ぶりがまたかっこいいんです。
今、パワハラ事件になるような、ただ面白くて下のポジションの人間をいじめている最低な人間なのではなく、そこに厳しさだけではない人間としての愛と、責任感の強さがあり、尊敬の念を覚えます。
リチャード・ギアが、残念なことに自ら命を立ってしまう友人を抱きしめるシーンは涙がでます。
真っ白な制服を着て、卒業式を終えた彼らが一斉に帽子を投げるシーン、工場まで彼女を迎えにいき抱きかかえるシーンなど、いまだにはっきりと覚えている名場面も多く、また「愛と青春の旅だち」の曲も忘れられません。
何度も観たくなる映画です。