音楽と映像が一体化した、80年代を象徴する映画
■作品名フラッシュダンス
■監督
エイドリアン・ライン
■主演
ジェニファー・ビールス
■DVD販売元
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
■おすすめ理由
ダンサーを夢見るアレックス(ジェニファー・ビールス)が、挫折や恋を経験し、成長していく青春物語。
この映画の魅力は、なんといってもそのダンスシーンと音楽。
オーディションのシーンでは、ハラハラドキドキ。
のびのびと踊るアレックスのイキイキとして輝いた表情、最初は武然としていた審査員が彼女のダンスに魅了されていく様子には胸がすかーっとします。
製作がのちにトップガンを作ったドン・シンプソンとジェリー・ブラッカイマーのコンビなので、トップガン同様にまるでミュージックビデオと思うような音楽と映像が一体化して心に残るシーンがたくさん登場する映画です。
アイリーン・キャラの歌う主題歌「What a feeling」は、爆発的なヒットにもなり、今でもこの映画のことを思い出すと頭の中でワラフィーリン!と曲が一緒に出てくるほど。
私は当時子どもでしたが、主人公が踊る時に身につけているレッグウォーマーに憧れ、祖母に頼んで編んでもらったという思い出があります。
普通の女の子が夢を叶えるストーリーに、幼い私は夢中になりました。
アメリカがまだ夢があって、元気な時代。
MTVをはじめとするミュージックビデオの台頭や映画音楽商業化とサントラブームを含め80年代を象徴する映画だと思っています。