映画/口コミでおすすめのコメディ映画(洋画)

笑えて心も温かく「赤ちゃんはトップレディがお好き」

ダイアン・キートンの、バリバリと働いている「できる女」の姿と、赤ちゃんを前にしてオタオタうろたえる「途方にくれる女」の姿が、両方とも実に見事な演技です。トラブルが重なっていく展開も面白く、最後まで飽きさせません。笑えて、そして心が温かく幸せな気分になる、ハートウォーミングな映画だと思います。

投稿記事

順風満帆なキャリアウーマンが赤ちゃんを育てることに!

■作品名
赤ちゃんはトップレディがお好き (1988)

■監督
チャールズ・シャイアー

■主演
ダイアン・キートン、サム・シェパード、ハロルド・レイミス

■DVD販売元
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

■おすすめの理由
ダイアン・キートンがゴールデングローブ賞のミュージカル・コメディ部門で主演女優賞を獲得した映画です。

才女でバリバリのキャリアウーマンであるダイアン・キートン演じる女性が、突然、ビジネスには何も関係ない赤ちゃんの面倒をみることになり、とまどいながらも愛情を持ち始めるというコメディ映画です。

■あらすじ
イエールをトップで卒業、ハーバード大学では経営修士号を取得し、大手の経営コンサルタント会社で働くJ・Cワイアット(ダイアン・キートン)。

タイガーレディというニックネームを付けられている仕事中毒の彼女は、順風満帆のキャリアウーマンライフを送っていた。

ところがある日、1度しか会ったことのないイトコが亡くなり、J・Cに遺産を残したという知らせが入る。

その遺産とは、13ヶ月の赤ちゃん。

放置するわけにもいかず、仕事場に赤ちゃんを連れて出勤するが、トラブル続出、そして降格……。


ダイアン・キートンの、いかにもタイガーレディらしいバリバリと働いている「できる女」の姿と、赤ちゃんを前にしてオタオタうろたえる「途方にくれる女」の姿が、両方とも実に見事な演技で、さすが主演女優賞という感じです。

仕事場に、ビジネスのパワーランチにも赤ちゃんを連れていくことになり、混乱を極めているダイアン・キートンが、たくさんの荷物とともに赤ちゃんを横抱きにして歩いて行く姿は、笑えます。

赤ちゃんに徐々に愛情が移り、降格されたことを転機に田舎暮らしを始めるのですが、田舎暮らしは甘くない!

さらなるトラブルが重なり……という展開も面白く、最後まで飽きさせません。

笑えて、そして心温かくなり、なんだか幸せな気分をお裾分けしてもらったようになる……最近こういう映画観ないなあ~と思わせる、そんなハートウォーミングな映画だと思います。


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