子供たちと秘宝を邪教集団の手から取り戻すべく、インディが宮殿に乗り込む!
『インディ・ジョーンズ / 魔宮の伝説』
■監督スティーブン・スピルバーグ
■主演
ハリソン・フォード
■DVD/Blu-ray発売元
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
■おすすめの理由
スティーブン・スピルバーグ監督によると、監督人生の中で一番の失敗作だということですが、十分面白いと思うシリーズ2作目の『インディ・ジョーンズ / 魔宮の伝説』。
2作目でありながら、劇中の時系列的には1作目『レイダース』の1年前という設定の前日譚にあたるんですが、はっきり言ってその設定が必要だったのか!?と疑問に思うほど、前作とは何の関連もなく、これ1作で十分楽しめます。
そもそもこのインディ・ジョーンズシリーズは破天荒な考古学者インディ・ジョーンズが主役ということが共通しているだけのそれぞれ独立した別個の作品なので、何作目から見てもOK。
■あらすじ
この『魔宮の伝説』の舞台はインドで、1853年まで実在した殺戮の女神カーリーを信奉する殺人カルト教団『タギー』をモデルにした邪教集団が今回の対決相手。
彼らは嘗てのマハラジャの宮殿を乗っ取り、近隣の村々からサンカラ・ストーンと呼ばれる秘宝を強奪。さらには奴隷として働かせるために子供たちまで連れ去り、インディは子供たちと秘宝を邪教集団の手から取り戻すべく、宮殿に乗り込んでいくというストーリー。
本国アメリカでPG-13(13歳未満の観賞は保護者の注意が必要)制定の切っ掛けとなった作品なので、アドベンチャー映画とは言え、グロテスクな描写も多く、思わず顔を顰める場面もありますが、あの軽快な音楽とシリアスな中にもコミカルなインディの活躍する姿があれば、それだけで楽しくなってきます。
そして最後はもちろんハッピーエンド。見ていてスカッとする映画です。