衝撃的なシリーズ第一作目
■作品名ターミネーター
■監督
ジェームズ・キャメロン
■主演
アーノルド・シュワルツネッガー
■DVD/Blu-ray発売元
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
■おすすめの理由
ダダンッダンッダダンッ!ダダンッダンッダダンッ!
なんともインパクトのあるテーマソングで、4作品も作られている「ターミネーター」シリーズ。回を追うごとに制作費とスケールがど派手になっているようですが、わたしが一番おすすめしたいのは、低予算で作られた1984年公開のこの作品です。
映画館では見逃して、数年後、テレビ初登場のノーカット版で観たのが最初です。
いや~シュワちゃんのターミネーター、怖かったですねぇ。額と顎の発達した彼の顔に黒いサングラス、そして無表情だと、あれだけ無機質になるなんて、この映画をみるまで想像もしませんでした。
そんなキルマシーンが、もし、自分をどこまでもどこまでも追いかけてきたら……
一思いにやってくださいと言ってしまいそうです。
そしてヒロインのサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)さん。憧れましたねぇ、あの細くてしなやかな筋肉に。決して美人ではないんですが、ひたむきなその横顔に、未来の救世主ジョンのお父さんとなるカイルではありませんが、強く惹かれました。
「アクション」映画というくらいですから、爆発やカーチェイス、びっくりはらはらするシーンが随所ちりばめらる必要があるでしょうが、かと言ってそんなシーンが続きすぎれば、麻痺して驚かなくなってしまう気がします。
その点このターミネーターは、逃げ切れたかとほっとした後、一拍置いてわっと襲ってくるあの衝撃。たまりません。
カリフォルニア州知事を退任して映画界に華麗に舞い戻ったシュワちゃんの、素晴らしい筋肉も見ものですから、もしまだ観ていない方おられましたら、レンタルショップにお急ぎください。