魅力いっぱいのインドの旅行本 『ガンジス河でバタフライ』
■書名ガンジス河でバタフライ
■おすすめポイント
60か国以上を旅した旅人として知られるたかのてるこさんの代表作です。たかのさんはテレビなどでも活躍されているので、ご存じの方も多いかもしれません。また、この「ガンジス河でバタフライ」は15万部以上のベストセラーとなり、2007年には長澤まさみ主演、宮藤官九郎脚本でドラマ化もされました。
本の前半は、たかのさんが大学生の時に初めて行ったマレーシアやシンガポールへの海外一人旅。そして後半は2度目のインドへの旅です。約20年前の話になりますが、きっと今読んでもインドの旅への参考になるはず。たかのさんが1か月の間、現地の人たちと出会いふれあい、カレーを食べ、一般家庭に泊まり、さまざまな旅人と出会った日々がユーモラスに描かれています。この本を読んでいると予定を立てずに気の向くままに旅をするスタイルに憧れずにはいられません。
そしてタイトル通り、ガンジス河でなんとバタフライをしてしまうところなど、本当に面白く、その光景が目に浮かぶようです。不思議で怖そうででも魅力いっぱいのインド。この本を読むともっとインドのことを知りたくなるはずです。
■ガンジス河でバタフライ
著者:たかのてるこ
出版社:幻冬舎文庫
価格:700円
※データは記事公開時点のものです。