ラミネートベニア治療のポイントとクリニック選び
ラミネートベニア治療は歯を削る量が少ない治療方法ですが、非常に精密で高度な技術が必要とされる治療です。歯の削り方としては、特にフルデザイン・ラミネートベニアの場合、外側の面だけではなく隣り合う面や歯の先端にかけても、ラミネートベニアが歯を包み込むような曲線で維持を求めるよう(=仕上げるよう)になりますので、削られた面の膨隆(ほうりゅう:ふくらみ)の度合や滑らかさがラミネートベニアの仕上がりに大きく影響します。また他にも
- 歯の先端のラインをそろえ、目や唇のラインと水平にする
- 向かって内側は鋭角ぎみに、外側はやや丸く仕上げる
- 顔の中心線と歯軸(しじく:歯の中心線の軸)をそろえる
- 歯を自然に見せるため、細かなグラデーションを施したシェルをセットする
- シェルは歯ぐきの0.5mm内側から立ち上げ、歯ぐきから生えているように見せる
- 仕上がりを最も美しく見せる接着剤を選ぶ