砂汚れ・泥汚れは、簡単な落とし方・洗濯方法がある!
運動会の季節はとくに、泥汚れ・砂汚れにまみれた洗濯物が……
あぁ今日も白ソックスは無残にも……(涙)そんな日々にさようならを!
でも今日からは大丈夫! ガイドおすすめの泥汚れの落とし方・洗濯方法をマスターすれば、泥汚れも簡単スッキリ、元通りです! それでは早速まいりましょう!
泥汚れ・砂汚れの落とし方1.まずは乾かして汚れをはたき落とす
■泥汚れ・砂汚れは、普通に洗濯しても落としきれないお洗濯でもお掃除でもそうですが、汚れは種類によって落とし方を変えるのがベストです。汗は水性汚れなので水でも落とせますが、皮脂など油性の汚れが混ざっていると、洗剤の力を借りたり水温を上げるなどしないと落ちにくくなります。
泥や砂は、基本的に水にも洗剤にもほとんど溶けません。だから普通に洗濯すると、泥汚れや砂汚れは「落としきれない」という事態に陥ります。落としきれずにそのまま使えば汚れは上塗りされていくので、さらに悲しいことになりますね。
■泥汚れ・砂汚れは、まず乾かしてはたき落とす
ではどうするかというと、まずは乾かして、泥や砂をできるだけはたき落とすのです。「このクサイものをすぐに洗わないなんて!」と思う方、大丈夫です。乾かす=水分を飛ばすことは「臭いの発生を抑えるワザ」でもあるので、我慢できるレベルなのです。
晴れの日なら1時間も干しておけばパキっと乾きますので、そうしたら外でこすったり叩いたりしながら、泥や砂を落とします。やわらかめの歯ブラシ(使い古し)を使ってブラッシングしてもよいです。ただし、やりすぎて衣類を破らないようにご注意くださいね!
泥汚れ・砂汚れの落とし方2.洗剤水に浸け置く…石けんがおすすめ!
手荒れが心配なら、ゴム手袋をした手で扱いましょう。浸け置き洗いでにっくき泥汚れよ、バイバイ!
■残った泥汚れ・砂汚れは洗剤水に浸け置く
この対策には、洗剤液への浸け置き洗いがおすすめです。昔のお母さんなら、洗濯板に汚れ物を置き、洗剤をつけてゴシゴシとしたところですが、今はちょっと事情がちがいます。以前と比べると洗剤の能力が著しく高まっており、また、衣類の素材が化学繊維主流になったので「ゴシゴシ」という刺激に弱く、綿や麻100%素材よりも破れやすいためです。
■洗剤水の温度は40度弱・洗剤は合成洗剤より石けんがおすすめ
話を元にもどしましょうね。浸け置き洗いの洗剤水は、ぬるま湯に規定量の洗剤を溶かしたもの。水温は、皮脂が溶けやすく洗剤もパワーを発揮しやすい温度帯の「40℃弱」がイチオシです。洗剤はいつも使っているものでよいですが、ガイドのおすすめは合成洗剤より「石けん」。合成洗剤であれば「泥汚れ用」というものがよく落ちます。
洗剤水を作ったら、泥んこ部分にしっかり浸透するように浸し、30分~2時間ほど浸けておきます。あとは軽く絞って、ほかの洗濯物と一緒に洗濯機で洗えば出来上がりです!
汚れが頑固そうであれば軽く絞るだけでなく、つまんで擦り合わせたり、洗濯板でやさしくゴシゴシと、「ここで汚れを落とすぞ」ということではなく、あくまでも洗剤を奥まで浸透させる感じでもうひと押ししてから軽く絞り、洗濯機へ!
それでも落ちない泥汚れ・砂汚れの落とし方
ここまでしても落ちない、悔しい日もあります。色素成分が浸みこんでしまったケースですが「これが許せない!」という方は、洗濯後のソックスを再度、今度は漂白剤と洗剤の混合液に浸け置きます。漂白剤だけで落ちるケースもありますが、必勝態勢でいくなら混合液がおすすめです。ぬるま湯に規定量の洗剤と漂白剤を入れ、洗剤液をつくり、汚れた部分を30分から2時間ほど浸け置きます。あとは軽くしぼって洗濯機へ。ほかの洗濯物は終わっちゃったという場合は手洗いとして、きれいなぬるま湯か水で何度かすすぎ、きれいになったら絞って干します。脱水機にかけたいなら1枚では効果が上がりにくいので、乾いたバスタオルを一緒に入れて脱水するとうまくかかります。両方を干したら、終了。
泥汚れの落とし方がマスターできると、家族にイラッとする日にサヨナラでき、ストレスが減るばかりか、このお洗濯自体がストレス解消になってきます。楽しくなりますよ~!
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