しっかりと使える堅実なデジカメ

カラー設定は少なめ。このあたりの操作にも

カラー設定は少なめ。このあたりの設定操作にもロータリーマルチセレクターは使用可能だ。

画質としてはごくごく普通のデジタルカメラだ。ISO400まではノイズも抑えられている。ISO800あたりからノイズが目立ちはじめるが、まだ実用範囲。

ISO1600はディテールがかなり削られるようになり、ISO3200はほとんど非常用。もちろん、被写体によってもこのあたりの使える、使えないという印象は変化するだろうが、高感度においても意外と見られる画像になっているのは確かなところだ。

さすがにDSC-TX7(レビュー)のような高感度に有利な裏面照射型CMOSイメージセンサを搭載した機種にはかなわないが、かなり健闘しているといっていいだろう。縮小すればISO1600は充分に使えるレベルだと感じた。

レンズ上にはステレオ録音できるマイクが。720P相当のHD動画はけっこう高画質。

レンズ上にはステレオマイクが。720P相当のHD動画はけっこう高画質。

HD動画撮影もそつなくこなせる。流行の一発録画開始ボタンも搭載しているので、HD動画をさくっと撮影することもできる。

光学式手ぶれ補正機構もしっかりと効いている感触だ。手ぶれ補正に関してはしっかりとしたテスト方法が確立されていないので、どうしても感覚的な言葉になってしまうのだが、F3.7-5.6とやや暗めのレンズをフォローできている。

バッテリーはかなり薄型なので、撮影可能枚数は210枚と控えめ。

バッテリーはかなり薄型なので、撮影可能枚数は210枚と控えめ。

メモリーカードはSD/SDHCカードに対応。SDXCカードには対応していない。内蔵メモリーは32MBで、非常用として使える。CIPA準拠のバッテリーライフは210枚と、一般的な使い方であれば、1日ぐらいはもつだろう。

 

まとめ - バランスが取れた、そつのない薄型デジカメ

COOLPIX S6000は全体としてどこにも瑕疵やそつのない、しっかりとした製品であるというのが印象だ。誰に勧めても問題なく使ってもらえるのではないだろうか。薄型なのでバッグにも入りやすいし、サブ機としてカメラバッグの片隅に入れておくというのもありだろう。

メタリックでありながらシックな色使いのカラーバリエーションも悪くない。外観を好みで選んでしまっても性能に後悔はしないはずだ(COOLPIX S6000 実写画像一覧はこちら)。

 

【関連サイト】
ニコン COOLPIX S6000



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