一日の水分摂取量の目安
- 1kg 115ml
- 2kg 190ml
- 3kg 255ml
- 4kg 315ml
- 5kg 370ml
- 6kg 430ml
- 7kg 480ml
- 8kg 530ml
- 9kg 580ml
- 10kg 630ml
「必ずこの量を摂らなくてはいけない!」というものではありません。ですが、目安と比べるとかなり少ない場合は、水を積極的に飲める環境を作ってあげると良いでしょう。わんちゃんも、年齢を重ねると喉の乾きに鈍感になります。シニア期のごはんに切り替える場合は、水分を増やすことも意識してください。
どんな水を選べばいいの?
いつでも新鮮なお水が飲める環境を作りましょう。
ですが、結石になる原因のひとつとして「水分の摂取不足」も考えられます。水分をたっぷり摂って、身体に不要な老廃物をどんどん外へ出してあげましょう。
既に尿路疾患にかかってしまっている場合や、かかりやすい体質のわんちゃんは、極端なアルカリ性、酸性のミネラルウォーターは避けた方が良いかもしれません。現在は何ともなくても尿路疾患が心配な場合は、わんちゃんの尿phの参考値である、ph5~7ぐらいの商品を選んでみてはいかがでしょうか。水道水でも問題ないと思いますが、消毒などの薬品の影響が心配であったり、人間が飲んでみて違和感を感じるような場合は、わんちゃんにも避けてください。
水分補給は「水」でしましょう。
洗濯をする時、身体を洗う時など、コーヒーや紅茶、ジュースは使用しません。身体のお掃除や潤いを補給する為に必要な水分は「水」です。ですが、わんちゃんにお水だけを沢山飲ますのは至難の技。そんな場合は、フードにお水をかけてあげたり、お水に少量のごまやかつおぶしで”風味付け”をしてあげると、たっぷり飲んでくれるようになります。また、おやつに旬の野菜や果物を取り入れて、食材の水分を取り入れて行くのも良いでしょう。「水不足が身体にストレスを与え、ストレスが身体を水不足にさせる。」とも言われています。食事のバランスや食材に含まれる栄養素も大切ですが、生きる為の基本「水」も、気にしてみてくださいね。