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犬の身体は乾いている!? 水分補給で健康管理をしよう(2ページ目)

水は、身体にとって欠かせないものだということをご存知ですか?「喉が渇いたら自分で飲みに行くでしょ」と思っていても、わんちゃんの身体は水不足かもしれません。健康管理の重要なポイント、水についてお伝えします。

いちかわ あやこ

執筆者:いちかわ あやこ

犬ガイド

一日の水分摂取量の目安

  • 1kg  115ml
  • 2kg  190ml
  • 3kg  255ml
  • 4kg  315ml
  • 5kg  370ml
  • 6kg  430ml
  • 7kg  480ml
  • 8kg  530ml
  • 9kg  580ml
  • 10kg 630ml

「必ずこの量を摂らなくてはいけない!」というものではありません。ですが、目安と比べるとかなり少ない場合は、水を積極的に飲める環境を作ってあげると良いでしょう。わんちゃんも、年齢を重ねると喉の乾きに鈍感になります。シニア期のごはんに切り替える場合は、水分を増やすことも意識してください。


どんな水を選べばいいの?

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いつでも新鮮なお水が飲める環境を作りましょう。

「ミネラルウォーターは結石になる」という説もありますが、必ずしもそうとは限りません。そもそも、結石を代表するストラバイト結石はアルカリ性、シュウ酸カルシウム結石は酸性の性質を持っています。

ですが、結石になる原因のひとつとして「水分の摂取不足」も考えられます。水分をたっぷり摂って、身体に不要な老廃物をどんどん外へ出してあげましょう。

既に尿路疾患にかかってしまっている場合や、かかりやすい体質のわんちゃんは、極端なアルカリ性、酸性のミネラルウォーターは避けた方が良いかもしれません。現在は何ともなくても尿路疾患が心配な場合は、わんちゃんの尿phの参考値である、ph5~7ぐらいの商品を選んでみてはいかがでしょうか。水道水でも問題ないと思いますが、消毒などの薬品の影響が心配であったり、人間が飲んでみて違和感を感じるような場合は、わんちゃんにも避けてください。


水分補給は「水」でしましょう。

洗濯をする時、身体を洗う時など、コーヒーや紅茶、ジュースは使用しません。身体のお掃除や潤いを補給する為に必要な水分は「水」です。ですが、わんちゃんにお水だけを沢山飲ますのは至難の技。そんな場合は、フードにお水をかけてあげたり、お水に少量のごまやかつおぶしで”風味付け”をしてあげると、たっぷり飲んでくれるようになります。また、おやつに旬の野菜や果物を取り入れて、食材の水分を取り入れて行くのも良いでしょう。

「水不足が身体にストレスを与え、ストレスが身体を水不足にさせる。」とも言われています。食事のバランスや食材に含まれる栄養素も大切ですが、生きる為の基本「水」も、気にしてみてくださいね。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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