子育て/プラス思考の子を育てるコツ

子どもにマネしてほしくないマイナス思考 その2(2ページ目)

ママのポジティブ改革は、マイナス思考の存在を知ることからはじまります。なぜなら、私達の悩みの多くは、しつこいマイナス思考が足を引っ張っているケースがほとんどだからです。「子どもにマネしてほしくないマイナス思考」シリーズでは、子どもに伝わりやすい13のマイナス思考を1つずつクローズアップ。読んでみて、「当てはまるかも」と思ったら、子ども達に伝わる前に、ポジティブ化してしまいましょう!

佐藤 めぐみ

執筆者:佐藤 めぐみ

子育てガイド

ママのポジティブ改革:「脱・グレーのサングラス思考」

実際には、何一つきちんとできないなどということはありえないですし、朝から晩までノンストップで問題を起こす子もいません。いいところもあれば、悪いところもある、得意なものもあれば、不得意なものもある、それが人間です。

グレーのサングラスをかけて、悪いところばかりに目が行っているなと感じたら、そのグレーのサングラスを外すことをイメージしてみましょう。実際に頭の中で、グレーのサングラスを取り外すシーンを浮かべるとやりやすいです。

さらに、ピンクのサングラス(*)をかけるところまでイメージをふくらませられたら理想的です。そして、ピンクのサングラスをかけた心で見直してみてください。

「夫が何1つきちんとできないなんて、ちょっと言い過ぎね。家族のために頑張ってくれていることの方がたくさんあるんだから。とくに昨日は仕事で遅かったし、よほど疲れていたのね。」

「子どものことだって、そう。たまに派手にやってくれるけれど、ほとんどの時間は、元気で楽しい子よ。『いつだって問題を起こす!』なんて思ってしまって、あの子に悪いことをしたわ。」

「今回のミスは大反省。でも、だからといって、それで私がダメ人間というわけではないわ。先月のプロジェクトは大好評だったもの!」

また、お子さんがグレーのサングラスをかけているなと感じたときは、ママの方からそれを外してあげましょう。

「そんなことないよ。十分頑張っているよ。例えば……」
「そこまでひどくないよ。いいところだってたくさんあるじゃない。例えば……」

とグレーのサングラスのせいで曇って見えなくなっている「光っていること」「頑張っていること」を引っ張り出し、きっかけを作ってあげるのがおすすめです。


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『子どもにマネしてほしくないマイナス思考13』の全リスト
『子どもに正しいプラス思考を届けるために』
『プラス思考の子育て:ママだから伝えていきたいこと』


参考図書(*)

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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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