胎動は子どもが元気な証拠
胎動。あの感覚は、何とも言えませんね。おなかの中で、ずっと私のハードワークにつき合っていた子供たち。
嫌なことがあれば「ねぇ、聞いてた? あれって、どう思う?」と同意を求め、楽しい時は、一緒に歌い。その時々の反応に、私は勝手に、自分を応援してくれていると想像していました。
その反応は、私の支えでしたね。
まさに「同志」でした。
■胎動はいつから始まったか。
子供によって、違いましたね。
一番上の子は、4か月になる頃。
二番目は、6か月で。
三番目は、やはり4カ月になる頃。
ただ、本格的に「手が動いている!かかとが入った!」と感じたのは、どの子も6か月頃からでした。
■胎動ってどんな感じ?
それが、胎動と呼べるのかはわかりませんが、十数週で、おならがおなかに逆流してきたようなポコッという感覚があります。本当にまれに。
そして、5か月ぐらいまでは、痙攣? 引き攣ってる? あれ?少し回った? 指、肋骨に引っかかっちゃった?というような感覚でした。
究極に面白くなるのは、6か月以降。自分の中の人と「秘密のコミュニケーションをしている」という感じで、毎日楽しい。
どんな格好してんの?と思いますが、左端から右端までツーっと爪でいたずらされているような感じとか、肋骨めくれちゃうんじゃない? それって、かかと? それともピップドロップ? というような強い動きまで、さまざま。動くは、重いはで、もう仰向けでは眠れません。
最後の二カ月ぐらいは、朝晩の胎動がかなりきます。
胎動で起こされることがほとんどでしたね。
■働くお母さまへ
あれは、7か月の時。
仕事で、爆発したことがあったのです。
と、次の瞬間。
お腹の中で、ググッググッっと子供が回転している鈍い感覚。
それが、ピタッと止まったら、今度は硬くなってしまって。
痛くて痛くて。
立ち上がることができなくなり、救急車ですよ。
一気に逆児になってしまっていたそうです。反省。
あんなに激しく動いていたのに「胎動がない!」って。
本当に心配しました。
それからは「私は妊婦!」と開き直って仕事をすることに決めたのでした。
胎動は、子供が元気な証拠でもあるんですよね。