お酢の種類と特徴

酢

酢とは、糖質を含む食材を原料にアルコール発酵させ、酢酸発酵させたもののこと。大きく分けると穀物酢と果実酢に分けることができます。素材の味を引き立てる効果があり、減塩のお手伝いをする働きも。

また、味をまとめたり引き締める効果があるので、味に深みを加えたりコクを出すことができ、隠し味としても重宝します。

酢には、ごぼうやレンコンなど切り口がポリフェノールによって変色するのを防ぐ働きも。また、ショウガやみょうがのような食材の色を鮮やかにする働きもあります。

お肉を煮込む時などに酢を加えると柔らかくなるのは、酸性になる事で分解酵素や酸性プロテアーゼが活性化し、肉の繊維を断ち切るためです。

酢の効果は、さまざまな分野で発揮され、実はものすごいバイプレーヤーなのです。

酢の歴史

紀元前5000年前、古代バビロニアでナツメヤシや干しブドウから酢が造られていたと言う記録が残っていて、酢は、世界最古の調味料と言われています。また、紀元前4世紀には、ヒポクラテスが病気の治療に用いたと言われています。

日本では、4~5世紀頃、中国から製法が伝わり、奈良時代には、上流社会で漢方や薬としても使われていたようです。

庶民に酢が普及したのは江戸時代。そして、江戸時代に寿司ブームが定着したようです。

酢の栄養成分

共通して含まれているクエン酸には、疲労物質である乳酸の生成を抑制し、分解する働きがあり、有害物質を体外に排出させるため、体内への蓄積を防ぎ、たんぱく質や糖質のエネルギー変換を促進するため疲労回復効果が期待できます。

また、血行を促進し、血圧を安定させる働きがあるので、肩こり、腰痛、神経痛の改善や動脈硬化の予防にも役立ちます。

また、カルシウムの吸収を良くする働きがありますので、カルシウムを含んだ物と一緒に摂ることにより、骨粗鬆症の予防にも効果的です。

酢の保存方法

光や高温を避けて、きちんと蓋をして風味や酸味が落ちないように、冷蔵庫での保存をおすすめします。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。