20代女性の4人に1人が「赤リップ」を取り入れている!
アラフォー・アラフィフ世代には懐かしく、20代には新しい! バブル期メイクの象徴ともいえる「赤リップ」のブームが今、再燃しています。20代の4人に1人が赤リップ経験者
かつて赤リップが一世を風靡したのは、日本がバブル景気に向かっていた1988年。化粧品会社のイメージビジュアルも、真っ赤に染まった唇が印象的なものでした。また色彩心理学的に見ても、赤は「情熱」や「生命力」を感じさせる色。最近のブーム再燃の背景には、景気上昇への期待感が高まっていることや、強い女性像に憧れる気持ちが反映されているといえそうです。
きっちりベタ塗りは古い! 失敗しない選び方・塗り方
選び方と塗り方に工夫が必要!
赤リップの今と昔、その大きな違いは“質感”。80年代の赤リップはマットでしたが、今年は透明感とツヤが命です。口紅の品質も、15年前とは比べ物にならないほど格段に向上しています。
失敗しないアイテム選びのコツは、“シアーな色づきのものを選ぶ”こと。クリアなグロスタイプや色つきのリップバームのようなタイプを選べば、わざとらしくないナチュラルな仕上がりになります。
(上段左から)SUQQU「クリーミィ グロウ リップスティック モイスト」EX-13(限定色)/5250円、 キャンメイク「ステイオンバームルージュ」07/609円(下段)ロレアル パリ「シャインカレス」702/1575円
また、赤リップ初心者さんにおすすめなのが、ロレアル パリ「シャインカレス」の「702 ジュリエット」。水のようにさらっとして軽いつけ心地で、鮮やかな発色とツヤ、みずみずしさをキープできます。朱色に近いヘルシーな赤で、フレッシュな印象になれること間違いなし。
これから発売されるアイテムで注目なのは、キャンメイク「ステイオンバームルージュ」の新色「07 ダンシングカメリア」。その名の通り、リップバームのようにスルスルとなめらかな塗り心地が特徴です。プチプライスなので、お試し用にも最適。12月3日に全国発売される予定ですので、お楽しみに。
そしていざ塗る時のコツは、“輪郭を取らずラフに仕上げる”こと。グロスタイプならまず唇の中央にのせ、指先で広げるようにポンポンと伸ばしたり、スティックタイプならラフに直塗りした後、綿棒であえて輪郭をぼかしたり。きっちり塗りこまないのが、今年っぽく見せる秘訣です。また、赤リップで口元にポイントを置いたら、他のパーツは引き算メイクで控えめにするとバランスが取れますよ。
ひと塗りで顔色をパッと明るく見せてくれる赤リップは、実はメイク時間の短縮にもお役立ち。イベントやパーティーなどが多くなるこれからの季節にも大活躍します。「つけこなすのが難しそう」と二の足を踏んでいた方も、今シーズンこそはぜひ、進化した「ネオ・赤リップ」で颯爽と街を闊歩して下さいね。