欧州のセレブ御用達アイランドリゾート、セーシェルってどんなところ?
ラディーグ島を代表する美ビーチ、グランタンス
独自の進化を遂げ、不思議な形をした固有の双子ヤシが繁茂する世界遺産のヴァレ・ド・メ自然保護区(プララン島)が有名です。また、エレガントなリゾートホテルが多く、ヨーロッパのリゾーターの憧れの地でもあります。
セーシェルが”エデンの島”と呼ばれるゆえん
”エデンの島”と呼ばれるセーシェル。その名前の由来をたどると、プララン島周辺に群生している双子ヤシに行き着きます。19世紀に英国のゴードン将軍がプララン島を訪れた際、女性の腰のような形をした双子ヤシの実を見て、イブに見立てました。そして双子ヤシの雄株の花も男性器のような形。また、双子ヤシは成長するのに15~20年の年月がかかり、受粉後も実が熟するまでに7年もかかるそう。
エデンの島、セーシェル。そう呼ばれるのは、楽園のような島の美しさだけが理由ではないのです。
メインは大きな3島と数軒の1島1リゾート
プララン島随一の美しさを誇るアンスラジオ
ビッグベンを模して造られた時計台がランドマークの首都ヴィクトリアは、高層ビルはないものの、近代的な建物と18世紀の建物が混在し、朝と夕方には自動車渋滞に悩まされたりします。
また、二番目に大きなのは、プララン島。こちらに双子ヤシが群生している世界遺産のヴァレ・ド・メ自然保護区があります。双子ヤシの群生が見られるのは、プララン島とキュイーズ島周辺のみだけなのだそうです。
また、プララン島から船で約15分のラディーグ島が4番目に大きく、花崗岩の造形美に溢れる島です。
マヘ島、プララン島、ラディーグ島がメインの3島。そしてバード・アイランドやノース・アイランド、ショブ・スーリ、デニス・アイランドといった、いくつかの豪華な1島1リゾートが、ツーリストが比較的訪れやすい島になります。
1島1リゾートはヘリコプターやフライトなどで訪れることになり、ラディーグ島も現在フェリーでしかアプローチできず、旅のスケジュールは余裕をもって組みたいところです。
日本からセーシェルへのアクセス
2013年現在のフライトスケジュールでは、エミレーツ航空でドバイ乗り継ぎ、もしくはエディハド航空のアブダビ航空利用が主流。成田からはエミレーツ航空利用もしくはエディハド航空利用。羽田からはエミレーツ航空乗り継ぎで行くことができます。乗り継ぎがスムーズなのは、羽田出発のエミレーツ航空、もしくは成田出発のエディハド航空でしょう。
関空からはエミレーツ航空、名古屋からは北京経由のエディハド航空のフライトがあります。いずれも所要時間は17~20.5時間が目安となります。