優しい文体で、読んでいるとほっとする育児辞典
『育育児典』は町医者歴50年の著者、毛利子来(たねき)さんが書いたロングセラーの育児辞典。164万部発行されているそうです。暮らし編と病気編の2冊に分かれており、まるで診療室で語りかけるように優しい文体で書かれています。
情報が溢れる今の時代、情報がありすぎて余計に迷ってしまったり、振り回されてしまったりしがちですが、毛利さんの昔ながらの育児法と視点で書かれたこの辞典は、まるでおじいちゃんやおばあちゃんが「心配しなくて大丈夫」と色々教えてくれているような普遍的な内容で、読んでいるとほっとします。
かわいい装丁も本棚に飾っておきたくなりますし、おすすめの育児書です。
■育育児典
著者:毛利子来
出版社:岩波書店
価格:3990円
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