男子ならではの行動の理由や接し方のコツがわかる
私が生まれ育ったのは女3姉妹、これまでお父さんや夫に関しては見てきたつもりですが、長女の同級生の男子の行動を見ていて「男の子」ってどんなものかサッパリ分からない!と感じてました。そんな折、第2子に男の子を授かりました。赤ちゃんの時は全く性差など感じずにいたのですが、1歳半をすぎ、謎の行動が増えてきました。
そこで手に取ったのがこの本。性差についてどのような発表がされているのか、また年齢によってどのように変化し、何を必要としていくのか、興味深く読むことができました。
特に言語については、周囲でも一般的にも「女の子のほうが言葉が早い」と言われていて、それに関しても納得のいく答えがみつかりました。男の子の言語能力を伸ばすヒントも書かれています。また、父親とのかかわり方など、これから気にしていきたいポイントも詳しく載っています。
性差は認めないといけませんが、一方、性差別になってはいけない点には気を付けなくてはなりません。また、性差は全ての個人にあてはまるわけではありませんが、長女の世代で見てきた一般的な男女差が書き記され、その理由などについても書かれていて興味深かったです。
■男の子って、どうしてこうなの?
著者:スティーヴ・ビダルフ
出版社:草思社
価格:1470円
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