薬剤師/薬剤師とは

薬剤師のお仕事 公務員編(2)(2ページ目)

薬剤師が公務員として働くためには、薬剤師国家試験の他に公務員試験に合格する必要があります。ここでは公務員試験やその後の手続き、待遇などについて具体的に見てみましょう。

久保田 嘉郎

執筆者:久保田 嘉郎

薬剤師ガイド


公務員はやっぱり安定している?

公務員undefined子育て支援

子育て支援のための制度が充実しているのも魅力です

給与こそ若干の違いはありますが、ほとんどの自治体が勤務時間は午前8時30分から午後5時15分(1時間の昼休憩含む)までとなっています。

病院勤務を除き原則完全週休2日制で土曜、日曜がお休みです。年次有給休暇は1年に20日で、残日数のうち20日を限度に翌年に繰り越すことができます。他に夏季休暇、介護休暇等の特別休暇もあります。

また、出産休暇や育児休暇など女性なら気になる子育て支援制度が充実しているところも特徴です。男性職員の育児参加のための休暇も設けられています。

公務員として、薬剤師として

公務員undefined薬剤師の仕事

薬剤師が公務員になることは仕事の幅を広げるチャンスでもあります

公務員である薬剤師の配属先には、本庁以外に保健所や県立病院、衛生研究所などがあり、業務は薬事行政、生活衛生行政、試験研究、麻薬取締まで多岐にわたります。

そこでは薬剤師として、民間では決して経験できない貴重なキャリアが得られるはずです。

公務員という立場は薬学の知識だけではなく、法律の解釈や運用、事務処理能力が求められ、地域の方々の健康に貢献できる責任の重い仕事です。

だからこそ、民間にはない薬剤師の総合職として職能を発揮したいと考えている人には、大変やりがいのある魅力的な職場です。

行政の視点から国民の健康を支える公務員という立場の薬剤師。あなたの仕事の選択肢にいかがでしょうか。

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