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ワインスクールの選び方(2ページ目)

ほんの少しの知識があるだけで、食事がおいしくなったり、友達が増えたり……と、いいことづくめの“ワイン”。今回は自分サイズのワインスクールを選ぶときのコツや資格についてご紹介します!

山口 佐知子

執筆者:山口 佐知子

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後悔しないスクール選びのポイントは?

ワインセミナー
ワインスクールで知り合った仲間とは、男女ともに長いお付き合いになる人が多いのも特徴です
ワインスクールを選ぶときのポイントは、目的によって異なります。

たとえば、資格取得が最優先事項なら、当然のことながら「合格率の高いところ」が大きなポイントになるでしょう。各スクールのホームページなどでは合格率を発表しています。逆に、もしも問い合わせをしても合格率についての明言を避けているようなら、そのスクールは疑問に思ってもいいかもしれません。

一方、趣味として通うなら、身につけたいテーマのレッスンを受けられるかどうかが満足度の高さを決定します。「テイスティングの方法を知る」の講義で技巧を磨くもよし、「お料理とのマリアージュ」のレッスンで感性を豊かにするもよし。大切なのは、楽しみながら学べるかどうか、という点でしょう。

レッスンの費用の相場は?

レッスンにかかる費用も、資格取得と趣味では変わってきます。

趣味の場合は、レッスンの期間や回数、カリキュラムの内容もスクールによって異なるので、それによって1回あたり3000円のレッスンもあれば、7000円のレッスンもあります。テイスティングするワインの価格によっても差が出ますが、「自分では買えないようなワインを何種類も味わえるのでおトク!」という生徒さんの声が多いのも事実です。

資格取得の場合は、1ヵ月に3~4回×6ヵ月のレッスンだとすると、相場は16~17万円。スクールによっては、分割で支払いができる制度もあります。

その他、よくあるQ&A

このほかにもワインスクール選びのことについて、よく寄せられる質問についてお答えします。

Q.ワインスクールに通っている人の年齢層って、平均どのくらい?
A.30代を中心とした幅広い年齢層です

20代から上はどの年代まででも一緒に楽しめるワインのレッスン。男女比も、どちらかに偏っているというスクールが少ないのも特徴でしょう。世代や性別を超えて学べる貴重な習い事といえそうです

Q. ワインのプロといえば、“ソムリエ”だけではないの?
A.ソムリエのほかに、ワインアドバイザーやワインエキスパートなどがあります

上記の3つの資格にはランクの上下はありません。ちなみに試験については、ソムリエの資格はサービス実技の試験があるものの、3つの資格はどれも同じくらいの難しさだといわれています

Q.「スクール選びはロケーションも大切」という人が多いのは、なぜ?
A.ワインが飲みやすい環境だと経験を積みやすいというメリットがあります

レストランやワインバーなどが近くにあるスクールは、生徒さん同士が流れで行きやすいと評判。「ひとりで行くよりグループで行ったほうが、多くの種類のワインが飲めるので復習にもなる」という意見も

ワインスクールで知り合った仲間とは、生涯を通して仲良くなれることが多いのも魅力的。一緒に食事をしたり、旅行に行ったりしても、ワインという共通の話題があれば世界中で楽しめることは間違いありません!
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