在宅ワークを斡旋するサイトと何が違うの?

クラウドソーシングでのスキル

クラウドソーシングでは、スキルそのものが問われる

これまでも「在宅ワーク」を斡旋するサイトはありましたが、「主婦だから安く作業を発注できる」「誰でもできるような作業」といった文言を宣伝しているサイトが多くみられました。悪質なサイトでは、在宅ワークは、自宅を仕事場とし、個人事業主として働くスタイルの名称なのに、「在宅ワークを行うには、○○の資格の取得が必要、そのためにはまずこの教材を購入して……」といった悪質内職商法と呼ばれる方法で、消費者を騙しているサイトも見られました。

クラウドソーシング情報を扱うサイトでは、作業レベルを明確に提示するフォーマットを採用している企業が多く、作業時間や、スキルレベル、報酬などの関係がわかりやすく掲載されています。また、報酬の支払い方についても、時間で計るのか、案件ごとに計るのかなども最初に記載されています。なかには、1円といった案件もありますが、1円なりの理由がわかるので、それでも合意できる人が応募するといった形です。報酬設定は、仕事を依頼したい企業担当者が入力するのですが、応募する側からは他企業と比較して確認できます。また何名応募しているかもわかるので、意味なく報酬を安く設定している案件には、誰も応募せず、結局仕事が進まないといった状況に追い込まれているようです。

<悪質な企業って?! もっと知りたい方はこちら>
悪徳商法に騙された在宅ワーク主婦(前編)
悪徳商法にご用心。こんな言葉に要注意

クラウドソーシングの登場で、在宅ワークに関する考え方が変わる?!

これまで「在宅ワーク」というと、「パソコン内職」と勘違いする人も多く、“誰でも手軽にできる”といった間違ったイメージを持っている人がたくさんいました。実際は、「入力」「音声起こし」「執筆」「HP制作」など、どの職種においても、専門的に高いスキルを持つ人でなければ、継続できないワークスタイルなのに、パソコンを触ったこともない人から、「在宅で入力をしたい」と相談されることもありました。そのぐらい、「初心者でもできる仕事」と思われていたのかもしれませんね。

クラウドソーシングでは、スキルレベルが明記されていることが多いので、募集する側と応募する側のスキルのアンマッチングがないように工夫されています。主婦だから、育児中だからと不当に安価な報酬になることはありませんが、反対に応募側の本当のスキルが問われるようになりました。

また、地方や海外に住む在宅ワーカーは、発注企業の多い東京周辺のワーカーよりも受注するのが不利である、とされてきました。会って打ち合わせができないことや、人からの紹介で仕事が発生するケースが多いため、企業側も依頼するチャンスが少ないことに原因があったようです。しかし、クラウドソーシングでは、サイトを介して案件を募集&応募するため、地方や海外に住む在宅ワーカーにも、大きく窓が開かれます。これまで機会がないと諦めていた人も、おおいに活用していきましょう!

クラウドソーシングは、上手にインターネットを使いながら自分の得意とするところを伸ばしていける仕事方法です。得意がない人は、これから生み出していくことも可能。新規クライアントはもちろん、自分の価値向上についても新しい道が拓けるかもしれません。


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