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賛否両論!社会批判を映像化したキューブリック作品

社会批判、人間批判を映像化した「時計じかけのオレンジ」。ある殺人事件をきっかけにアレックスは投獄され、仲間に裏切られ、今まで行ってきた悪行のために戒められ苦しめられていく。この映画は、芸術的とはいえ気の弱いかたにはオススメできない内容。好き嫌いがきっぱり別れると思いますが、70年代にこのような近未来感覚の映画を作ったスタンリー・キューブリックは唯一無二の存在だと感じる作品だと思います。

投稿記事

気の弱いかたにはオススメできない、キューブリックの風刺作品
「時計じかけのオレンジ」

■監督
スタンリー・キューブリック
■主演
マルコム・マクダウェル
■DVD販売元
ワーナー・ホーム・ビデオ

舞台は近未来のロンドン。
主人公のアレックスは不良グループのリーダーで毎夜ドラッグやセックス、そして無差別暴力にあけくれている。
ある殺人事件をきっかけに、彼は投獄され、仲間に裏切られ、自分が今まで行ってきた悪行のために戒められ苦しめられていく。
言葉でストーリーを解説するとこうなりますが、これが鬼才スタンリー・キューブリックが映像化すると、なんともシュールで芸術的でなんなんだこの世界??と度肝を抜かれてしまうわけなんです。
芸術的とはいえ、暴力シーン、レイプシーン、殺人シーンと気の弱いかたにはオススメできない内容で実際に私も最初に観たときは嫌悪感しか生まれませんでした。

この映画に関しては、賛否両論、好き嫌いがきっぱり別れると思いますが、1970年代の初めにこのような近未来感覚の映画を作り、独特のセンスで社会批判、人間批判を映像化したスタンリー・キューブリックは唯一無二の存在なのだなぁということを改めて感じる作品だと思います。


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