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ボンドが世界の壊滅を防ぐ!「007私を愛したスパイ」

007シリーズ第10弾に当たる「007 私を愛したスパイ」はロジャー・ムーアが演じたジェームズ・ボンドの代表作。シリーズ10作品を記念して、前作の二倍の予算である1400万ドルを投じたこともあり、前作以上に派手な爆発シーンが見物です。おすすめの理由は、米ソに核攻撃して世界を壊滅させる物語、ボンドカーとして使われたロータス・エスプリ、数々のヒット映画のパロディです。

投稿記事

シリーズ第10弾!米ソに核攻撃計画を企む敵との戦い

■作品名
007 私を愛したスパイ
■監督
ルイス・ギルバート
■主演
ロジャー・ムーア クルト・ユルゲンス バーバラ・バック リチャード・キール
■DVD/Blu-ray発売元
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

007シリーズ第10弾に当たる「007 私を愛したスパイ」はロジャー・ムーアが演じたジェームズ・ボンドの代表作。おすすめの理由は、米ソに核攻撃して世界を壊滅させる物語、ボンドカーとして使われたロータス・エスプリ。数々のヒット映画のパロディです。

米ソに核攻撃して世界を壊滅させる物語

シリーズ10作品を記念して、前作の二倍の予算である1400万ドルを投じたこともあり、前作以上に派手な爆発シーンが見物です。

最初に、核ミサイルを搭載した英潜水艦「レンジャー」、ソ連潜水艦「ポチョムキン」が突如消息を絶ちます。それを調査するのがボンドの仕事なわけですが、エジプトのカイロで、同じ目的で派遣されたKGBの女スパイ、アニヤと出会います。

ボンドと彼女は共同任務に当たるのですが、事件の直前、オーストリアでボンドに殺害しようとして返り討ちにあったソ連の殺し屋が彼女の恋人だったことがわかります。任務が終わればボンドを殺すといわれながらも、ストロンバーグ海運のタンカーへ共に乗り込みます。このストロンバーグは米ソに核攻撃して世界の破滅を企んでいました。

ボンドカーとして使われたロータス・エスプリ

2012年、コンビニでサントリーのBOSS巻を購入すると「007」に登場したボンドカーのミニカーが付いてくるキャンペーンがありました。その中でも、レアと呼ばれているのが、今作に登場する「ロータス・エスプリ」です。

このボンドカーが凄いのは敵に追われて海に落ちると、なんと潜水艦に変形して機能です。1977年はちょうど、日本ではスーパーカーブームが到来していたので、もうこの車は凄い人気でした。

数々のヒット映画のパロディ

今作には、ポセイドン・アドベンチャー、ジョーズといった1970年代に人気となった作品のパロディが色々出てきます。タンカーの爆発シーンはポセイドン・アドベンチャーのパロディーに見えますし、列車のクローゼットから突然現れる怪物(ジョーズ)みたいな殺し屋もとても迫力があります。

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