光あふれる明るい住まいは心地のよいものですが、夏場は日差しを上手に、効率的に遮ることも必要です。従来の日本家屋では深い軒や庇を設け、軒下に「すだれ」を下げたり、「よしず」を立て掛けるなど、夏の強い日差しを遮る工夫をしてきました。現代の暮らしの中でも、「すだれ」や「よしず」は取り入れやすい日除けアイテムのひとつでしょう。

最近では、建材メーカーなどの商品にも、この「すだれ」や「よしず」のような役割を持つアイテムがみられるようになりました。特に注目されているのが、オーニングや外付けのスクリーン。ここでは、それらを選ぶ前に知っておきたい、種類や特徴などをまとめました。

[写真協力] YKK AP 

商品バリエーションも豊富になったオーニング

コンパクトな収納ボックス。最大角度45度まで角度設定が可能。[サンブレロundefinedType01undefined本体S1undefined防汚テント(生地308)]

コンパクトな収納ボックス。最大角度45度まで角度設定が可能。[サンブレロ Type01 本体S1 防汚テント(生地308)]

オーニング(awning)は、ヨーロッパの国々などで昔から用いられてきた、窓(開口部)の外側に設置する布製の可動式「日除け(雨よけ・庇)」のこと。季節や日差しに合わせて、窓からの直射日光を調整することができるものです。

アームが伸縮して布生地(キャンバス)を水平に張り出すタイプが一般的で、他に、窓(開口部)に垂直に上下するタイプを組み合わせたものも。また、外壁へ直接設置するタイプ(工法や外壁材によっては設置できない場合もあります)、高窓やFIX窓に設置できる小型のタイプ、工事が不要な独立タイプなどの商品もみられます。

操作方法には、手動で動かすタイプ、スイッチやリモコンで作動する電動タイプ、手動・電動併用タイプなどがあり、太陽光に反応して自動的に開閉をするもの、強風時に自動で収納するセンサーを用意した商品などもあります。ホワイトやベージュ、ブラウン、モスグリーンなど自然に近い色合いの生地が多くみられ、個性的なストライプ柄やフリルのついたデザインの商品なども揃っています。

強く暑い西日が差し込む窓辺に適するタイプ。[サンブレロundefinedType04undefined本体S1undefined防汚テント(生地310)]

強く暑い西日が差し込む窓辺に適するタイプ。[サンブレロ Type04 本体S1 防汚テント(生地310)]

オーニングを設置するメリットは、直射日光が部屋の中に入らないため、室内の温度上昇が抑えられ、快適な空間が生まれること。また、エアコン効率が高まるため、省エネルギーにもつながります。プランニングによっては、オープンカフェのような半戸外の雰囲気を味わうことができたり、外観デザインのアクセントにもなるでしょう。

オーニングは新築時から設置する場合もありますが、暮らしていく中で必要性を感じたり、デッキやベランダの快適性を高めるため、プラスアルファで設置するケースも多いようです。エクステリアや窓リフォームのプランニング時に、検討してみてもいいアイテムのひとつではないでしょうか。

テラスやベランダにも設置できる外付けのスクリーン

必要な時に簡単に出すことができ、使わない時はスプリングで巻上げ可能。[アウターシェードundefinedバルコニー納まりundefined手すり固定undefined生地色:グレイ]

必要な時に簡単に出すことができ、使わない時はスプリングで巻上げ可能。[アウターシェード バルコニー納まり 手すり固定 生地色:グレイ]

外付けのスクリーン(シェード・日除け)とは、窓の外に設置するロールスクリーンのような形状のもののこと。布は窓上部に設置するボックスなどに巻き込んで収納されたものを引き出して使用するものです。簡単に取り付け取り外しができる両面テープやスナップなどを用いたタイプもみられます。

窓や開口部に沿って、そのまま下に下げたり、デッキやテラスの床まで降ろして設置するタイプ、2階のベランダの手すりなどに留めることができるタイプなどもあり、斜めにして使用することも可能です。オーニングと同様に、窓の外側で太陽の熱を効果的に遮ることができるので、無駄なエネルギーを使用することも少なくなるでしょう。周辺環境によってはプライバシーの確保にも役立つアイテムです。

緑のカーテンに適するアイテムも

シャッターや樋を気にせず「よしず」や「すだれ」を設置できるシンプルな設置用バー。つる植物を這わせてグリーンカーテンを作ることも。[グリーンバーundefinedすだれバー]

シャッターや樋を気にせず「よしず」や「すだれ」を設置できるシンプルな設置用バー。つる植物を這わせてグリーンカーテンを作ることも。[グリーンバー すだれバー]

つる性の植物を利用した緑のカーテンも日差しを遮るシェードと同様の役割を持つものです。エクステリアメーカーの商品には、緑のカーテンを設置しやすくする工夫が施されたものがみられます。

たとえば、植物を這わせやすいフェンスや部材、パーゴラなどもありますし、窓上の外壁に取り付け、緑のカーテンだけでなく、簾やよしずを設置しやすくするバーなどの商品も。暮らし方や環境に合わせて、上手に取り入れてもいいのではないでしょうか。

オーニングや外付けスクリーンのように、窓の外側で日差しを遮ることはとても大切ですが、プランニングの際には、同時に、窓の内側で熱を遮ることにも配慮したいもの。窓サッシやガラス、カーテンなどの素材や性能など、トータルに検討することも大切なポイントでしょう。


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