夏のコース料理

パン

パン(ローズマリーのフォッカッチャとバゲット)は木の手桶に入って登場。

料理はランチ3000円コース、ディナー6000円コースの1種類のみです。コースの内容は24の節気ごとに変わっていき、どの季節も旬の地元食材を使った料理内容になっています。

・魚の前菜
仮屋産真ダコのソップレッサータ

仮屋産真ダコのソップレッサータ

まずは夏に相応しい仮屋産真ダコのソップレッサータが登場です。地元産のタコと、そのタコが持つゼラチン質だけで固めた逸品で、付与されている食材(調味料)は塩のみ! 地の味を活かしきった、まさに究極の地産地消料理と言えるでしょう。

また、添えられている自家製ドライトマトと胡瓜のマリネも全て地の食材を使ってあり、混じり物なしのピュア100%淡路テロワール。ブラーヴォ!

・温かい前菜
仮屋産目板ガレイとトウモロコシのフリット

仮屋産目板ガレイとトウモロコシのフリット

続く温かい前菜は「仮屋産目板ガレイとトウモロコシのフリット」。日本的に例えると、掻き揚げみたいな感じですね。

フリットの驚くほど軽やかな食感の中に、地元産の目板ガレイの旨味と柔らかな身質が潜み、そして同じく地元産のトウモロコシが弾けるような甘味を加味する多層的な仕上がりとなっています。

添えられている淡路産の藻塩も円やかなテイストなので繊細なフリットにもよく合いますし、籠の器も涼しげで風情たっぷりで、こういう和のセンスも実に楽しいです。

・スープ
淡路産の人参を使ったスープ

淡路産の人参を使ったスープ

そしてスープ(ズッパ)は、淡路産の人参を使った一皿が登場。日本料理の椀物のごとく供され、蓋を開けると色鮮やかな野菜色が現れ、嬉しい驚きをもたらしてくれます。

口に含むと人参のピュアな甘味がふわっと拡がるテイストで、何とも優しい味わいです。シェフの地元野菜に対する愛情が伝わるような、そんな仕上がりでした。

・手打ち麺
仮屋産川津エビとモロヘイヤのキタッラundefinedカラスミがけ

仮屋産川津エビとモロヘイヤのキタッラ カラスミがけ

パスタ料理は「仮屋産川津エビとモロヘイヤのキタッラ カラスミがけ」。テーブルに運ばれてくるまでは器に蓋がしてあり、食べる直前に蓋を開けると、香り高い湯気がふわりと漂います。蓋がしてあったのは、料理の香りを閉じ込めておくのと同時に、熱々パスタの温度が逃げるのを防いでいるのでしょう。これは日本の器を使うからこその、和のアイデア! 日本の器は昔から機能的(実用的)です。

そして地元のタマネギのピュレを練り込んだキタッラのシコシコもっちりな弾力も見事ですが、同じく地元産の川津エビがとにかく甘い! 小ぶりの海老でここまで美味しいのは初めての経験でしたね。

さらにモロヘイヤもねっとりとした食感と独特の風味がピッタリの相性ですし、カラスミは味的にも見た目的にも素敵なアクセントに。

次のページからは、メイン料理やドルチェを御紹介します