作品を飾ろう2
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3. 釘に枠を引っ掛けましょう
作品の重さによって、同じ高さに釘を2本打つことで、重さが分散されます。
額がある場合は、ついているヒモを引っ掛けます。
額がない場合は、作品のフレームに引っ掛けます。

水平を取るときは水平器で
いいですね!
こんなときどうする?
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作品は入っていた箱に入れて保管しましょう
おっと! この箱、つつんでいた布や紙は捨てないで! 保管するときには、必ずこの箱に入れてしまいます。
絵をしまうときに、絵の表面が箱のふたを閉じる留め具に引っ掛からないように注意しましょう。

釘とねじ
家によって壁の素材は異なります。壁に穴が開けられるなら、釘やネジをつかって。

ピクチャーレールから吊るときにつかうヒモ状の部材

上の3つの穴に釘を刺し、下のフックに作品を掛ける部材
落下する恐れもありますが、石こう用ボンドでフックを付けて作品を掛ける、というやりかたもあります。
■作品を置いてはいけない場所はありますか?
日が当たる場所や湿気が多い部屋は、一日で絵具が変色することもあります。焼肉などのにおい、油がつきやすい場所では、作品を額に入れましょう。押入に入れっぱなしもNGです。
ちゃんとしたメンテナンスをして、飾り直しをしながら作品を楽しみたいものですね。
<今回ご協力いただいたTEZUKAYAMA GALLERYでの展覧会情報>
■9月9-27日:KEITH HARING展「THE BLUEPRINT DRAWINGS」
初期ドローイングが基になった同シリーズ版画作品8点を展示。
■10月15日-11月8日: 「Re: Focus vol.2」
昨年に続き、フェアや他展覧会等で既に紹介されたギャラリーアーティストの作品を、同スペースにて展示。ギャラリーでは未発表の作品に再度フォーカスを当てる企画。出展アーティスト(予定):大江慶之、野田万里子、加藤智大、築山有城、添野郁
■11月23日-12月21日: 野田万里子個展