沖縄のありとあらゆる歴史と文化を体験
沖縄県那覇市のメインストリートである国際通りのほぼ中心に、沖縄文化が凝縮する施設があります。それが、那覇市ぶんかテンブス館です。施設内には、テンブスホールをはじめ、沖縄伝統工芸館、ギャラリー、体験教室、沖縄物産店などが、勢揃いしています。毎週木曜日には4階のテンプスホールで、百花繚乱の木曜芸能公演が開催されています。17時、19時からの2回、島唄ライブコンサート、琉球舞踊、琉球寄席などの公演が行われています。
沖縄伝統工芸館には、琉球びんがた、琉球ガラス、琉球漆器、首里織、壺屋焼などの、全ての沖縄の伝統工芸品が揃っています。秀作の展示を眺めるだけでも、長い歴史を経て沖縄で育まれた文化に触れることができますが、アクティブな人は、それだけではおさまらないかもしれません。そのような人のためには、しっかりと体験教室が準備されています。
エイサー体験教室、琉球舞踊・三板体験教室、三線体験教室、うちなーぐち体験教室、琉球料理体験教室、空手/古武術体験教室から琉球ガラスの吹きガラス工房だってあります。一度体験するだけでも、歴史や文化を実体験できることに間違いはありませんが、伝統の職人技を習得することはできません。何度か通ってみると、どんどん技に磨きがかかり、職人、工芸家への道を進んでいくことになります。
中には、施設内の売店で泡盛の幻の名酒を見つけ、飲酒体験のみを楽しむ人もいるようです。伝統や文化を感じる方法は、人それぞれということになるでしょう。
■那覇市ぶんかテンブス館
住所:沖縄県那覇市牧志3-2-10
電話番号:098-868-7810
料金:【木曜芸能公演】一般1260円、中学生1050円、小人630円
【体験教室】一般2000円、中学・高校生1680円
営業時間:【施設】9:00~22:00 【木曜芸能公演】17:00~、19:00~
【体験教室】教室ごとに設定
定休日:年末年始(12/29~1/3)
公式HP:http://www.tenbusu.jp/index.html
※データは記事公開時点の情報です