会社の説明をしっかり聞くこと!
一般的な企業年金制度であれば、法律を調べたりネットでリサーチすると「標準的なルール」が分かります。しかし、自社年金についてはそうした「標準ルール」は通用しません。会社の説明をしっかり聞き、分からないことは質問することが大切です。自社年金については、会社が独自に実施する場合、会社の福利厚生を担当している共済会が実施している場合などがあります。どちらにしても、事務局が明らかになっているはずですし、社内には規定が閲覧できる状態になっている(イントラネットにPDFがあるなど)場合がほとんどです。
受取額は数百万円以上の金額になることも珍しくありません。銀行に500万円の定期預金を預けるなら、信用力を調べるはずですが、会社の制度については定年退職まで無知のままでいる人が多いようです。「あれ、うちって自社年金?」と気がついたら、ぜひいろいろ調べてみてください。
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