本当の相手を理解していた?
幻想の相手に未練を抱いてない?
その場合、“ありのままの相手”を見ていないで、自分の理想に当てはめてしまっているのです。
自分にとって理想通りの人なのに、相手が別れたがった場合は、実は相手があなたに合わせていた(演じていた)可能性が高いのです。
余程、禁じられた関係ではない限り(現代ではそうそうありませんが)、本当に相性がバッチリだったら、相手だって別れたがらないはずです。
つまり恋愛中は、相手をよく見てなかった、理解していなかった、さらにその幻想を追って、今も未練を持ってしまっているってことはありませんか?
それにひたっていては、現実の恋愛は難しいです。
なぜなら、「現実には存在していない理想の相手」を追い続けているからです。
それでも忘れられない場合は?
先ほども伝えたように、相手のことが好きなのであれば、好きなままでいればいいのです。わざわざ嫌いになる必要はありません。
ただし、「相手を自分のものにしなければ意味がない」と思う愛情は、自己愛です。本当の愛情ではありません。
本当に好きだったら、相手を得ようが得まいが、ただ、好きなものです。
もし「意味がない」と思う場合は、その程度の愛情しか持ってないし、更に言うと、その程度の愛情にも関わらず自分が引きずってしまっている現実を知りましょう。
本当に人を愛すると言うのは、ただ、ただありのままの相手を愛することです。
その場合は、もちろん代わりはいません。
でも、それだけ相手を愛している場合、「相手のHAPPYが自分のHAPPY」となるので、相手が自分のものにならなくても幸せであれば、それでいいはずです。
実は、恋愛に対する未練というのは、矛盾しているのです。
そんなに彼のことを本当に愛しているなら、彼が幸せになることを望むもの。
その彼の相手が自分ではないなら、手放してあげるのがホンモノの愛情です。
どうせい忘れられないなら、そこまでのホンモノの愛情を持って、昔の恋人を愛し続けませんか?