既存を利用して低予算で収納を充実させる
リフォーム前のキッチンの様子。開口部が狭く薄暗く狭い雰囲気。 |
まずは、この壁の上半分を撤去。そこに取り付けられていた吊り戸棚は背面の壁に移動させました。
この背面の壁の下部には新しく収納を設置。今まで使っていた吊り戸棚を無駄にすることなく、低予算で収納を充実させました。
また、新しく収納を作る前にまずは今使っている収納スペースに無駄が無いかどうかを見直し、今ある収納をパワーアップさせるコツは「家の収納力をアップさせるリフォーム術-1」でお話ししています。
リフォーム後のキッチンの様子
キッチンが明るく開放的になったのがわかる
背面の壁に見える吊り戸棚が既存を利用したもの
キッチンを明るくしたいという要望は多く寄せられます。簡単なリフォームで、薄暗いダイニングキッチンを明るくすることに成功した事例と、その成功の秘訣は下記でお話していますので、参考にしてみて下さい。
■プラン最初の一歩はリライフから
和室の床の高さを上げ、収納のための空間を作る
リフォーム後の和室。タタミはフチ無しの半畳タイプ。 |
そしてこの和室は、以前より床の高さを30センチ程上げ、畳の下を収納スペースとして利用できるようにしました。
この床下収納庫は畳の下の下地合板をはずして使うだけの簡単なものですが、シーズンオフのもの、季節用品、アルバムなど「使用頻度の低いもの」を収納する場所として大活躍しています。
床下・天井裏・壁の中など、普段使われない部分を「未活用空間」と呼びます。「家の収納力をアップさせるリフォーム術-2」で、この「未活用空間」の見つけ方、収納のコツのご紹介をしていますので、参考にしてみて下さい。
また、「パーツを使って収納の達人になる」では、収納パーツを使って作る、効率的で使い勝手の良い収納作りについてお話しています。
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次のページでは、DIYで頑張った珪藻土風の塗り壁、鉄骨材を利用して作ったオリジナルの照明器具などをご紹介します。