既製品のパーツを組んで設置するシステム家具、スキマを埋めるパーツも
システム家具はパーツを組んで設置するセミオーダータイプの家具。組み合わせでオリジナリティが出せる(パナソニック)
パーツには様々な色柄やサイズ、形状があり、造作家具に比べると自由度は限られますが、スキマを埋めるパーツが揃っているシステム家具もあり、今ある家のサイズに合わせて壁から壁までぴったりと取り付けリフォームすることも可能です。
システム家具は、建材メーカーでパーツを仕入れて大工さんに組んでもらうことが多いのですが、最近では家具店や通販で購入して自分で組み立てることができるタイプも増えています。
手軽にコーディネートしたい場合は、システム家具を使ってリフォーム
建材メーカーが出しているシステム家具には、フローリング、室内ドア、巾木や回り縁などの住宅建材と素材感や色柄を合わせた商品があります。そのような商品を使ってリフォームすれば、家の中を手軽にトータルコーディネートすることができます。フローリング、室内ドア、収納を手軽にトータルでコーディネートできるシステム家具(パナソニック)
システム家具を使った壁面収納の事例や、部屋を狭く感じさせない効率的な壁面収納リフォームのアイデアは下記で詳しくご紹介しています。あわせてご覧下さい。
■壁面収納リフォームで広々たっぷり
置き家具はインテリアをセンスアップするアイテム&移動が簡単!
置き家具は存在感が大、インテリアをセンスアップする重要なアイテム。
置き家具は、収納力よりもインテリアをセンスアップするアイテムとして大きな存在感を発揮します。
また複雑な飾りやクラシカルな曲線のデザインを、造作家具で製作するとなると、大変な手間で、費用もとても高くなります。
その点、既製品の置き家具は物によっては安く手に入れることができますし、古い製品をリペアしてアンティークな雰囲気を楽しむなど、手軽に空間づくりを楽しむことができます。そして何より最大のメリットは、簡単に移動できること!模様替えが気楽にでき、生活スタイルが変わった時も柔軟に対応しやすい手軽さが魅力です。
造作家具vs.システム家具vs.置き家具、賢く使い分ける
いかがでしたでしょうか。効果的に家具を使えばリフォームの完成度がぐんと上がります。造作家具vs.システム家具vs.置き家具、それぞれの特徴を生かして、上手に使い分けていきましょう。使いにくい押し入れを上手に活用する方法や、なかなか捨てられない思い出の品を収納するリフォームについて、下記で詳しくご紹介しています。これから収納リフォームを計画している方は、ぜひご一緒にご覧ください。
■押入れ再活用! リフォームで3つの大変身
■捨てたくない! 思い出の品を収納するリフォーム
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