【ポイント6】ショップの雰囲気
ダイビングショップによって雰囲気や客層は実にさまざま。自分にとって居心地のいいショップで講習を受ければ、その後も快適にダイビングを楽しみ続けていけます。
広告やホームページだけではなかなかわかりにくいので、お店に足を運び、スタッフと話したり、他のお客様が楽しんでいる様子を見るなどして、実際に確認してみるといいでしょう。
【ポイント7】スタッフの信頼性
水中という別世界で楽しむスキューバダイビングは、リスクもあるレジャー。そこで講習を担当するインストラクターは、あなたの命を預ける存在といっても過言ではありません。いくら講習の料金が安くても、あなたの命を預けるだけの信頼性がないものなら、心の底からダイビングを楽しむことはできないでしょう。自分の講習を担当するスタッフはきちんとインストラクターのステータスを持ち、万が一の際に備えて保険には加入しているか、インストラクターとしての経験はどれくらいあるかなど、信頼できる存在であるかを確認しておくことが大切です。また、スタッフと話した際の接客態度(話し方や身だしなみなど)も、信頼性を量るポイントとなります。
【ポイント8】ほかのお客様の様子
【ポイント6】でも書きましたが、ダイビングショップに足を運んだら、そのお店のお客様の様子を観察してみましょう。お客様から信頼を集めているショップであれば、いつも多くのお客様でにぎわって活気があるはず。特に平日の夜の会社帰りの時間帯や、休日の夕方~夜にかけては多くのお客様が訪れる時間帯なので、そのお店の雰囲気がつかみやすいはずです。また、客層が自分に合っているかもポイントになりますので、チェックしておきましょう。【ポイント9】発行されるCカードの教育機関
そのダイビングショップで講習を受けると、どのダイビング教育機関のCカードが発行されるのかも確認しておきましょう。たとえ講習の内容に大きな違いがなくても、発行されるCカードのダイビング教育機関の認知度が低いと、エリアやお店によってはダイバーとして認めてもらえない可能性もあります。ダイバーとなって世界中のさまざまな海に潜りに行こうと思うなら、世界的に認知度の高いダイビング教育機関のCカードを取得すべきです。また、ダイビング教育機関によって、講習で使用する教材やダイバーになってからのステップアッププログラムの充実度にも違いがありますので、各ダイビング教育機関のホームページをチェックするなどして特徴を調べておくことがおすすめです。ダイビングショップによっては、複数のダイビング教育機関のCカードを発行しているところもありますので、自分の受ける講習でどの教育機関のCカードが発行されるのか、事前に確認しておきましょう。
【参考サイト】
Cカード協議会ホームページ
【ポイント10】キャンペーンや割引などの特典
ダイビングショップによってはキャンペーンを実施していたり、割引制度を設けているところもあるので、うまく利用すれば、お得に講習を受けることができます。ただし、「キャンペーン料金」とうたって、ずっと同じ講習料金だったり、器材購入などの条件があるなんてこともありますので、慎重に中身をチェックするようにしましょう。ここまで紹介した10のポイントを踏まえてダイビングショップを選べば、安心して講習を受け、ダイビングライフをスムーズにスタートさせることができるはず。くれぐれも、単に講習料金の安さや日程の短さだけで講習を選ばないように注意してください。
次回は、ダイビングを始める際に最も気になる「ダイビングにかかる費用」について、詳しく解説します。