頑張りすぎず、自分以外の大人と一緒に子育て
双子ママ・Nさんは、生後4ヵ月ぐらいまで、遠方の実家の家族の助けをもらい、5ヵ月ぐらいから夫婦での双子育児が始まりました。やがて、大きめの双子姉はお父さん、妹はお母さんというように担当が自然に分かれ、正に2人で2人の赤ちゃんを育てたそうです。三つ子といっても三人三様の個性
Nさんの夫も、Hさんの夫も、掃除も洗濯も赤ちゃんのお世話全般も、着実にこなせるお父さん。とにかく手が足りないので、「できる時にできる人がやる」体制が自然に生まれたそうです。
NさんもHさんも、赤ちゃんたちのお世話をする中で自分を取り戻せる支えとなったのは、家族やママ友などとの「大人同士の会話」。同じ病院で同時期に出産した双子、三つ子ちゃんママと、退院後も情報交換を続けました。「多胎ママは、双子三つ子というだけで、すぐ仲良くなれますよ。戦友という感じです」とNさん。
お世話の負担を乗り切る工夫やグッズ
タオルなどで支えて同時に授乳
自分で哺乳瓶を持てるように
1人で双子ちゃんをお風呂に入れる時に、双子ママ・Nさんを助けてくれたのは、離れていても赤ちゃんの泣き声をキャッチできる音声モニターと、バスローブ。ベビーベッドに入れた赤ちゃんが、大泣きしたり変わった様子がないか、音声モニターで気にかけつつ、1人目の赤ちゃんの体を洗い、バスローブを着せてベッドへ。ベッドにいる赤ちゃんの様子を音声モニターでチェックしながら、2人目の赤ちゃんの体を洗いました。1歳以降のお風呂タイムでは、三つ子ママ・Hさんは、お風呂にお湯を少し張って子どもたちを座らせ、冷えないようにしながら、次々と子どもたちの身体を洗いました。
お出かけの必需品、2人乗りバギー
>>双子ちゃん、三つ子ちゃんの赤ちゃん期を乗り越えたお母さんたちからのメッセージ