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ギャグが心地よい 「007ゴールドフィンガー」

ちょっと落込んだ時にたまたま観たのですが、アクションにハラハラし、いろいろ笑える場面もあり、見終わったらすごく元気になった映画です。

執筆者:原 貴子

ギャグが心地よい 「007ゴールドフィンガー」

ちょっと落込んだ時にたまたま観たのですが、アクションにハラハラし、いろいろ笑える場面もあり、見終わったらすごく元気になった映画です(単純な性格だからかもしれませんが)。

一山あってからオープニングに入る仕組みで、ここのくだりがわりとこの作品の中ではキーだったりと、監督が変わってもこういった仕組みが踏襲されていて、そこで起こるアクションも密度が濃いのでシリーズものとしても違和感なく観れます。

前作との違いで言うと古典的なギャグがより多くちりばめられているように思うのですが、それは監督さんの好みなのかなと思いました。初期の007の魅力でもあるいい意味での”手作り感”も健在です。

悪役の最後が素晴らしいのも007。悪役の最後で甲乙をつけるなら、このシリーズか前作のスパイのおばちゃんです。ただししぶとさで言うと、ゴールド・フィンガーの方が上かもしれません。

ゴールド(金)に執着する人間だけにとにかくしぶとく、ラストの方も一見すぐにやられそうなのにあの手この手でかいくぐる。ゴールドフィンガーの最後は「こう来たか!」と思うこと間違いなし。


■作品名 007ゴールドフィンガー
■監督 ガイ・ハミルトン
■主演 ショーン・コネリー

■商品データ
・DVD/Blu-ray発売の有
・発売元 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


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