誰もが、思う存分、楽しんで、走れる
なるほど、“走る”ことを堪能できるアカデミーである。スター講師のベルント・シュナイダーが、「とにかくみんなが、どんなレベルの人であっても、最後には、本当に楽しかったという笑顔になってくれるのが嬉しいよ」、と言うように、高性能なメルセデスAMGマシンを思う存分、走らせられるのが最大の魅力だ。技術を学ぶだけじゃない。メルセデスAMG最新モデルの実力を、普段よりもずっと上の領域で、だれもが安全に楽しめるカリキュラムになっている。500psを超えるマシンを、参加者に委ねるというのだから、そこには、メルセデスAMGのクルマ造りにおけるゆるぎなき自信が伺えるというものだ。
誰もが、思う存分、楽しんで、走れる。それは、アカデミーの魅力であり、メルセデスAMGの本質でもあった。
日本でも、今年2回目となるアカデミーが、秋頃に開催される予定。また、今回筆者が体験したような本場ドイツのサーキットを使ったアカデミーに日本から参加するというツアーも企画されるようだ。