羽田空港国際線旅客ターミナルの夜景(2ページ目)

安全のための光

空港の夜景では、サインとして路面に設置される、カラフルな点光源が特徴で、特に飛行機を誘導する緑と青の光が目立って見えます。これは駐機場と滑走路を結ぶ誘導灯で、緑の光は誘導路の中心線を、青の光が誘導路の縁を表しています。この他にも、滑走路を囲む滑走路灯の白い光や、赤と白の光が交互に設置される滑走路中心線灯などもあるそうです。

また飛行機機体では、主翼の左右に赤と緑の光が点灯しているのをご存じでしょうか。下の写真をご参照いただければと思いますが、これは、上空で飛行機同士が衝突しないための「ナビゲーションライト」と言われるもので、離れた位置の飛行機が、同じ方向にむかっているか、こちらに向かってきているかをパイロットが瞬時に判断するためについているそうです。
このように、飛行場の光では、光が安全に誘導するための機能をもっており、それぞれの意味がわかると、より面白く感じるかと思います。

星空を楽しめる「Starry Café」

5階には、プラネタリウムを楽しみながら食事ができる「Starry Café」があります。ドーム天井の本格的な設備で、プラネタリウムを上映する時間帯（途中入場はできない）と、それ以外の映像のプログラムが用意されています。テーブル上には、黒いセードのスタンドとLEDキャンドルが設置されており、プラネタリウム以外の時間帯でも明るさを抑えてリラックスできる雰囲気です。メニューを見るためには、懐中電灯も用意されていました。

空港内は、無料の循環バスが走っており、他のターミナルに移動することもできます。時間があれば、国内線のターミナルも併せて訪れてみても良いかもしれません。