みずほ株は絶好の押し目局面?

みずほフィナンシャルグループ株(以下、みずほ株)に代表される銀行株が、2013年5月23日の高値から急落しています。この局面をどうとらえればいいでしょうか?この急落場面は押し目買いの絶好のチャンスなのでしょうか?

みずほ株を当コラムで取り上げたのが2012年6月21日。当時の株価は129円でした。それから1年後の2013年5月15日には233円へ上昇。1年で約80%の上昇となりました。しかし、その後はスピード調整、6月27日時点は197円と高値から16%ほど調整しています。これだけの大型株で信用買い残も多く、売り圧力の多い人気株が1年足らずで80%も上昇しただけに、この調整は健全だといえましょう。

長期金利上昇はみずほ株の懸念材料

今回の下げの要因は、国債残高の多さに対するリスクが意識されたといえます。みずほの国債残高は30兆円に上ります。2013年3月期も債券に関わる利益が2200億円も出ており、経常利益7500億円の大きな部分を占めます。万が一、国債が下がり始めると痛手が大きく、そのため、銀行株は長期金利の動向に神経質になりやすいのです。もちろん、長期金利が上がれば国債は値下がりし、30兆円の残高が重荷となり、重くのしかかってくる可能性もあります。

2013年5月23日に瞬間、10年もの国債の金利は1%台に乗せましたが、6月に入ってからは0.8%前後で落ち着き始めています。1%台に乗せてくると不安がよぎりますが、現状は落ち着いています。それにともなって株価も一時の急落からリバウンドに入っています。

2万円で買える高配当株

みずほ株は予想配当利回りが高く、最低買付金額も2万円、個人投資家にとってはなじみ深いため、人気のある株です。国際業務のできる銀行として今後海外、特にアジアへの発展も期待されます。日本のバブル崩壊以降、合併や公的資本注入、サブプライムローン問題、欧州危機と休む間もないほど危機の連続でしたが、ようやく明かりが見え始めています。この一服局面では、長期視点で拾っておいてもいいかもしれません。

ただ、今後のみずほ株を見ていく上で、長期金利の動向には注意しておいたほうがよさそうです。また、中国の動向にも注意を向けておいたほうがよいでしょう。

【関連記事をチェック!】
動画コンテンツで躍進の可能性大!エイベックス
NTTドコモを抜く?ソフトバンクの動向に注目
みずほ株はアベノミクスのお宝銘柄?
みずほ(8411)はお宝銘柄?
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。