アジアの現代アート発信基地を目指す
注目スポット、ギルマンバラックス
深い緑が広がる静かな場所にある、別荘地のようなギルマンバラックスの入り口
ブラック&ホワイトが印象的。このようなコロニアルな建物が点在しています
日本のギャラリーはブロック47とその付近に集まっているので巡りやすい
多数の応募の中から、オープニングと同時期に厳選された13のギャラリーが出展。シンガポールはもちろん、香港やインドネシア、中国など、まさにアジアの現代アートの現在進行形がここに集結しているのですが、その中核を担っているともいえるのが日本の有名ギャラリーなのです。日本を含め、アジアの現代アートを世界に紹介する橋渡し的役目を担っている、シンガポールの日本ギャラリー、OTA FINE ARTS SINGAPORE とTOMIO KOYAMA GALLERY SINGAPOREをご紹介します。
OTA FINE ARTS
シンガポールのアーティストの作品の展示風景。Yeesookyung「Flame」、オオタファインアーツ(シンガポール)
シンガポールでも、草間彌生の作品展示が行なわれました。取材当日は、映像作品を展示していましたが、ディレクターの金子さんは、「平面作品だけではなく、映像やインスタレーション作品などジャンルにとらわれず見ごたえのある作品を展示していきたい」とお話してくださいました。日本だけでなく、広く東南アジアや中央アジアなどのアーティストの作品もどんどんと紹介していきたいとのことで、今後のスケジュールはもちろん、同ギャラリーによるアジアの若手現代アーティストの発掘にも注目です。
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■OTA FINE ARTS
住所:47Malan Road,#01-23Gillman Barracks
TEL:6694-3071(+65)
営業時間:火~土12:00~19:00、日12:00~18:00
休み:月・祝日
アクセス:シティエリアからタクシーで約20分
TOMIO KOYAMA GALLERY
シンガポールのアーティストの展示風景。©installation view from "Ian Woo: How I Forgot to be Happy" at Tomio Koyama Gallery Singapore, Singapore, 2013 .AN) Ian Woo, Photo by Wong Jing Wei
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■TOMIO KOYAMA GALLERY
住所:47Malan Road,#01-26Gillman Barracks
TEL:6659-7068(+65)
営業時間:火~土12:00~19:00、日12:00~18:00
休み:月・祝日
アクセス:シティエリアからタクシーで約20分
バルコニーが気持ちよさそうなレストラン棟もありました